【ディズニー】
地元民がディズニーリゾートに行かない理由
地元の人なのにディズニーに行かない
行った事は無くても誰もが知っているディズニーリゾート。
全国で考えるとやはり首都圏の来場者数が多いようです。
ディズニーリゾートに来場するゲストの割合はほとんどがリピーターとなっていて、初めて行く人の割合はわずかなんだとか。
来場者数が多いとはいえ当然の事ながら地元の人の中にはディズニーリゾートに行った事が無いという人もいます。
話を聞くとそもそもディズニーリゾートに興味がないという人もいましたが、そうではなく行きたい気持ちはあるのだけど一度も行った事が無い、または、行かなくなってしまったという人もいました。
今回は地元民がディズニーリゾートに行かない理由をテーマに取り上げていきます。
なお、この記事は地元民ならディズニーリゾートに行くべきという強制や決めつけをするものではありません。
あくまでも個人的な解釈の元、いつかは行こうと思っているけどまだ行けていない人の視点で進めていきます。
内容はこちらです。
【ディズニー】
地元民がディズニーリゾートに行かない理由
いつでも行けるから
ディズニーリゾートに限らず、どこの地域でも近所に大きなショッピングモールや遊園地などができても「そういえばまだ行った事がないな」という事がありませんか?
その理由はきっといつでも行ける環境にある為、特別感が薄れるからだと思います。
または、行った事がある近所の人達から行ってみてどうだったかを情報として聞いているというのもあるかもしれません。
行った人から聞いた情報により、ある程度の想像が出来てしまう事でまるで行ってきたような気持ちになり、無理して行かなくても近所にあるからいつか行くだろうという心理が働きます。
結果、後回しにしたまま気がついたら行ってなかったという事になるのだと思います。
【ディズニー】
地元民がディズニーリゾートに行かない理由
地方の人ほどの特別感がない
全国的に見て来園者数が多いのは首都圏ですが、地方の人からすると遠くてなかなか行けないディズニーに対する憧れは大きなものです。
そのためディズニーリゾートに行くという事は地方の人間にとって近所の遊園地に遊びに行くような気軽な感覚ではなく、気合いを入れて旅行に行くぐらいの感覚を持っています。
ですからディズニーリゾートの思い出には移動時間の出来事も含まれてきます。
新幹線であれば富士山が見えた事だったり、高速道路であればサービスエリアでの食事だったりという道中の出来事もディズニーリゾートに行った思い出として記憶されます。
つまりディズニーのストーリーはディズニーリゾートに到着する前の長いプロローグから始まっているのです。
では、地元の人はどうでしょうか。
ディズニーのストーリーは短いプロローグからすぐ本編が始まっているような感じだと思います。
ディズニー好きの地元の人はディズニーリゾートに何回も行っています。
気軽に何回でも行けてしまうので免疫ができてしまい、夢の空間に慣れてしまっていてディズニーリゾートの存在が日常生活の街の中の風景としてある為、地方の人が持っているほどディズニーに対する憧れの気持ちは弱いように感じます。
例えば、旅行でハワイに行った人にとってハワイに到着したというだけで気分が上がり、周りを見渡せば日常では見られないようないい景色が広がっているので驚きや感動の気持ちが生まれますが、ハワイに住んでいる人にとっては日常の風景なので、観光客ほど新鮮に風景を感じる気持ちは薄いだろうという事です。
それと同じように近所に遊びに行く感覚と、気合を入れて旅行気分で行く感覚とで温度差が生まれます。
地元の人達はクールに楽しんでいるように見えますが、地方の人間はこの機会を逃すと今度いつ来れるか分からないのでもう必死です。
めったに来る事が出来ず、時間をかけてやっと辿り着いたディズニーに対して、ここまでに労力と費用を使ってきた分、待ち時間が長かろうが料金が高かろうが絶対に楽しんでやる!と意気込んでいるのです。
地元の人にとっては頑張ったらいつでも行ける場所なので、チケット料金や混雑する事がリアルにイメージしやすくまた今度でいいかという気持ちになれるため行かないままになったり、地方の人ほどの特別感を感じにくいためディズニーでの思い出が強烈に楽しい記憶になりにくい事も行かなくなってしまう原因なのかもしれません。
【ディズニー】
地元民がディズニーリゾートに行かない理由
最後に
ディズニーリゾートをテーマに取り上げてきたので考え方に偏りがあったように感じられたかもしれませんが、ディズニーリゾートに限らずこの感覚は観光地がある地域の地元民あるあるかもしれませんね。
ディズニーリゾートによく行く人が、長い時間をかけて地方の今まで行った事がない場所へ旅行へ行った時の感覚はこれと逆の話になりますからね。
人の心にある無いものねだりの感覚なのかもしれませんが、やはり新鮮さを感じる場所に行った時の楽しさは強烈に記憶に残るものなんでしょうね。