【新日本プロレス】バレットクラブ(BULLETCLUB)の歴史を中心選手を元にザックリとインストール

BULLET CLUB

新日本プロレスの人気ユニットにバレットクラブがあります。

始まった当初は少数精鋭だった軍団も今では世界で有名なユニットとして進化を続けています。

バレットクラブの軌跡を整理していく上で歴代のリーダーを振り返った方が分かりやすいと思います。

バレットクラブの歴史をザックリと見ていきます。


‐バレットクラブ‐ プリンスデイビッド期

バレットクラブはプリンスデイビッドの裏切りから始まりました。

それまでのデイビッドは田口隆祐選手とアポロ55というタッグチームでベビーフェイスとして活躍していました。

事件は2013年4月7日の両国国技館で起こりました。

この日に行われたIWGPジュニアタッグ王座において敗戦後にデイビッドがタッグパートナーの田口選手を襲ったのです。

この時、アメリカ遠征から帰ってきたキングファレがヒールレスラー、バッドラックファレとしてデイビッドと共にリング上の選手を襲いました。

アポロ55は解散という形になり、デイビッドはバッドラックファレというバウンサー(用心棒)を味方につけ、2人でバレットクラブというヒールユニットをスタートさせたのです。

その後ベビーフェイスだったカールアンダーソンを勧誘し、タマトンガと共に4人のバレットクラブとなります。

しばらく4人での活動となり、ヤングバックスが加入、タッグリーグ前にはカールアンダーソンのパートナーとなるドクギャローズが加入しました。

2014年の1・4大会においてデイビッドは敗戦しIWGPジュニアのベルトを失いました。

それを機に田口選手との抗争が再燃しました。

迎えた田口選手との対戦において負けたデイビッドは田口選手と握手し、バレットクラブ結成からちょうど1年の2014年4月7日にバレットクラブから消える形で新日本プロレスを退団しました。

デイビッド選手については別記事でも取り上げています。

デイビッド期のバレットクラブメンバー

  • プリンスデイビッド
  • バッドラックファレ
  • カールアンダーソン
  • タマトンガ
  • ヤングバックス
  • ドクギャローズ

‐バレットクラブ‐ AJスタイルズ期

田口選手とデイビッドが握手した2014年4月7日の大会にAJスタイルズが現われました。

AJスタイルズ選手は当時IWGPヘビー級チャンピオンのオカダ選手を試合後に襲い、登場してすぐIWGP挑戦となり、気がつくとバレットクラブのリーダーとなっていました。

オカダ選手とのタイトルマッチの最中にCHAOSのメンバーだった高橋裕二郎が介入しAJスタイルズの勝利を手伝う形でバレットクラブに初めての日本人メンバーとして加入しました。

その年の夏、西武ドーム大会でAJが棚橋選手に勝利し、後に棚橋選手側につくと思わせるようにジェフジャレットがスコットダモールと共にギターケースを持って現れましたが、中に入っていたギターにはバレットクラブのロゴが描かれていて棚橋選手への攻撃に使われ、上着を脱いだジェフジャレットはバレットクラブのTシャツを身につけていました。

しかしジェフジャレットは表立った動きが無いまま見かけなくなりました。

2014年11月8日、IWGPジュニアチャンピオンの田口選手の前にカールアンダーソンが現われ次期挑戦者に名乗りを上げるのかとおもいきや、ケニーオメガを呼び込みバレットクラブ入りを発表する形となりました。

2015年1月にはコーディーホールが加入。バレットクラブの中のヤングライオン的な選手だったような記憶があります。

10月にはケニーオメガがチェーズオーエンズのバレットクラブ入りを巡業中に発表。

2015年の1・4大会にキングハクがバレットクラブのTシャツを着て登場。AJはインターコンチに挑戦するも負けてしまいます。

そして翌日の1・5大会においてAJスタイルズはバレットクラブメンバーから袋だたきにされバレットクラブから脱退、そのまま新日本プロレスから姿を消しました。

AJスタイルズ期のバレットクラブメンバー

  • AJスタイルズ
  • バッドラックファレ
  • カールアンダーソン
  • タマトンガ
  • ヤングバックス
  • ドクギャローズ
  • アンバーギャローズ
  • 高橋裕二郎
  • ケニーオメガ
  • ジェフジャレット
  • スコットダモール
  • コーディーホール
  • チェーズオーエンズ
  • キングハク


ケニーオメガ期

AJスタイルズがいなくなりケニーオメガが次のバレットクラブのリーダーとなりました。

その後、継続して新日本プロレスで活躍すると思われていたカールアンダーソンとドクギャローズも新日本プロレスを退団してしまいました。

余談ですが、この年に中邑真輔選手も退団となり新日本プロレスのトップレスラーが4人もいなくなるという事になりました。

寂しくなったファンの気持ちを救ってくれた選手の1人がケニーオメガ選手でした。

オメガ選手はこの年のG1クライマックスに優勝するなど新日本プロレスをとても盛り上げました。

タマトンガの弟タンガロア、アダムコール、ハングマンペイジがバレットクラブに加入。

ヨシタツに受け入れてもらえなかったキャプテンニュージャパンがボーンソルジャーとして加入しました。しかし、しばらくして消えてしまいました。

その後WWEのスーパースターだったコーディーローデスがCodyとして加わり、バレットクラブ史上最強なのではないかと思うほどのユニットとなります。

一時期フランキーカザリアンもメンバーになっていました。

そしてイギリスのトップレスラー、マーティースカルが加入。

マーティースカルによってWWE行きが噂されていたアダムコールを追い出す形となりました。

USヘビー級が新設され、ケニーオメガが初のUSチャンピオンとなりました。クリスジェリコとも対戦し防衛しています。

ケニーオメガ期バレットクラブメンバー

  • ケニーオメガ
  • Cody
  • ヤングバックス
  • バッドラックファレ
  • タマトンガ
  • タンガロア
  • レオトンガ(ヒクレオ)
  • マーティースカル
  • アダムコール
  • 高橋裕二郎
  • チェーズオーエンズ
  • ボーンソルジャー(元キャプテンニュージャパン)

バレットクラブのリーダー争い

バレットクラブは大所帯となり、強力なユニットとなっていきますが内部抗争をきっかけに変化が起き始めました。

きっかけは2018年1月5日、ケニーオメガがジェイホワイトをバレットクラブへ勧誘したことから始まりました。

バレットクラブのメンバー強化の為、ジェイホワイトに仲間入りを望んだケニーオメガは握手を求め、ジェイは一旦受け入れたもののブレードランナーでオメガを沈めてしまったのです。

これはUS王座で決着をつける形となりジェイホワイトが勝利。

激闘の末フラフラのジェイホワイトのベルトをハングマンペイジが取り上げ絡みだしましたが、オメガがペイジからベルトを奪いジェイホワイトへと返しました。

共に激闘を繰り広げた事でジェイホワイトの強さを認めたオメガはそのペイジの行動に納得がいかない様子でした。

ペイジとオメガは口論となり、Codyとマーティスカル、セコンドにいたニックジャクソンが仲裁に入りました。

この時熱くなっていたオメガは後から来たマットジャクソンを誤って攻撃してしまい、バレットクラブメンバーと亀裂が生じてしまいます。

とりあえず落ち着こうと促され、リングを後にしようとしたオメガをCodyが背後から襲い沈めてしまいました。

熱くなったCodyは場外から椅子を持ち出し、さらにオメガを攻撃しようとしました。

その時花道から救出に現れた選手がいました。

飯伏幸太選手です。

飯伏選手の登場によってリング上の選手はあわててリングを降ります。

オメガ選手は握手を求める飯伏選手の想いになかなか応えようとしませんでした。

過去にゴールデンラバーズという強力タッグチームを飯伏選手と組んでいた事から飯伏選手との強い絆がありますが、現在はバレットクラブのリーダーとしての立場があるからとオメガ選手自身の心の中に葛藤があったのだと思います。

しかし感情を抑えきれず、飯伏選手と抱き合い数年ぶりに気持ちが繋がり、ゴールデンラバーズの再結成となります。

オメガ選手はこの時、マットに対する誤爆と飯伏の登場によってバレットクラブから追放の構図となりましたが、後のCodyとのタッグでの対戦後、試合が終わってもお互い争いを止めない所にヤングバックスが仲裁に現れ、ニックがオメガのTシャツを、マットがCodyのTシャツを着ていたことから、まだ追放はされていないようでした。

この時Codyがマイクを持ち、どちらがバレットクラブのリーダーにふさわしいかよく考えて選べ!といったような内容のコメントをした事により、それ以降の大会で残りのバレットクラブ選手がどちら側につくのかにファンの注目が集まりました。

この時点でハングマンペイジだけはCody側という事が確定していました。

ゴールデンラバーズとしてCody&マーティスカルとの試合に勝利しその後のマイクパフォーマンスで、ゴールデンラバーズが世界一のタッグチームだ!と発言した事により、ヤングバックスに火をつけてしまいます。

ヤングバックスは俺たちが真の世界一のタッグチームだ!と主張し、ヘビー級に転向。

ゴールデンラバーズの絆については認めています。

ヤングバックスはまだバレットクラブ内においてどちら側の存在かは明確になっていませんでした。

どちらが最強のタッグチームかを決める為、ゴールデンラバーズとヤングバックスが対戦する事に。

そしてこの対戦の地はアメリカの大会となりました。

長時間の闘いの末勝ったのはゴールデンラバーズ。

勝利後オメガ選手はヤングバックスの元へ。

闘い終えた2人に対し握手を求めます。

ニックは握手に応じましたが、まだマットは許せない様子で握手には応じず会場を後に。

しかし、オメガが歴代防衛記録13連勝中のオカダカズチカ選手とIWGPを賭けて闘い、勝利した事から事態が動きました。

時間無制限3本勝負という過酷な戦いを終えIWGPヘビー級チャンピオンとなったオメガの元へ花道からヤングバックスが現われ、マットとオメガが和解。

この試合のセコンドだった飯伏選手を加え4人抱き合い仲間となりました。


バレットクラブ分裂

ヤングバックスと和解したオメガ。

次のIWGP防衛戦はG1アメリカ大会でのCodyとの直接対決となりました。

この試合でオメガはCodyに勝利し、マイクパフォーマンスを終え花道を引き上げていくと、タマトンガ、キングハク、タンガロアがその勝利をたたえようと出口前で拍手して迎えました。

しかし、事件が起きました。

勝利の喜びに浸り、客席からの声援に応えているオメガの背後からタマトンガが襲ったのです。

ヤングバックスもキングハク、タンガロアから襲われました。

そこにハングマンペイジ、マーティスカル、高橋裕二郎、チェーズオーエンズがオメガ達を救出に現れましたが、すぐ返り討ちにされてしまいます。

ここまでずっと静かだったタマトンガ。

勝手にバレットクラブのリーダー争いをしていた事が気に入らなかったのだと思います。

そして最後に現れたのは、先ほどまでオメガとの激闘を繰り広げていたCody。

Codyがどちら側に付くのか注目が集まります。

Codyがリングに上がり椅子を持って襲ったのはタマトンガ。

オメガを助けに来たのです。

この事件によってバレットクラブは分裂。

オメガ、Codyを初めとするこの出来事でタマトンガ達に襲われた選手側はバレットクラブエリート、

タマトンガ側は後にファレを加えバレットクラブOGと2つに分かれました。

タマトンガが呼んだボーンソルジャー石森太二とロビーイーグルスもバレットクラブOGとなりました。

バレットクラブの内部抗争によってユニットは分裂する形となりバレットクラブエリートとバレットクラブOGの2つに分かれました。

バレットクラブエリートメンバー

  • ケニーオメガ
  • ヤングバックス
  • Cody
  • ハングマンペイジ
  • マーティースカル
  • 飯伏幸太
  • 高橋裕二郎
  • チェーズオーエンズ

バレットクラブOGメンバー

  • タマトンガ
  • バッドラックファレ
  • タンガロア
  • キングハク
  • 石森太二
  • ロビーイーグルス

後に新団体AEWの立ち上げに伴いバレットクラブエリートは消滅。

残された高橋裕二郎とチェーズオーエンズはバレットクラブに加入し、飯伏は新日本プロレスと正式に契約後、本隊の選手となりました。

ジェイホワイト期

ジェイホワイトについては別記事で触れています。

2019年のG1クライマックス最終日にCHAOSメンバーとタッグを組んでバレットクラブと対戦したKENTA。

その試合中バレットクラブからの攻撃から逃れタッチを求める石井選手に応じずリングを降りてしまいました。

その後もバレットクラブの攻撃を凌ぎ続けていた石井選手をKENTAが襲いタマトンガの勝利を手伝う形となります。

KENTA選手は柴田勝頼選手のソウルメイト。

その行動に怒った柴田選手が花道から走ってきてリングへ。

マイクを持つKENTAを襲い、止めに入ったバレットクラブメンバーを次々と払いのけKENTAへ攻撃を続けましたが、バレットクラブから妨害されKENTAによって沈められてしまいました。

この出来事によりKENTAはバレットクラブに加入する形になりました。

KENTAの裏切りは残念ではありましたがその出来事よりも、ケガからの復帰にはまだまだ時間がかかり、レスラーとして試合をするのは難しいかもしれないと言われていて解説席でしか見られなくなっていた柴田選手のリングで闘う姿を見られたというのは喜ばしい事件でもあったように思います。

ジェイホワイト期バレットクラブメンバー

  • ジェイホワイト
  • タマトンガ
  • バッドラックファレ
  • タンガロア
  • 石森太二
  • KENTA
  • エルファンタズモ
  • 高橋裕二郎
  • チェーズオーエンズ
  • ロビーイーグルス
  • 外道
  • 邪道
  • ヒクレオ