【新日本プロレス】
時代のトレンドの波に!テレビや配信でも魅せるチャレンジ精神
新日本プロレスのチャレンジ
成功するために必要な事はトレンドの波に乗る事が重要と聞きます。
最近の新日本プロレス人気が上昇し続けている要因は何だろう?と考えてみると、時代の流れに合わせていろいろとチャレンジしている事もあるように思います。
お客さんからのニーズや、時代のトレンドを敏感に察知して取り入れていく柔軟さやフットワークの軽さなども成長の影にあるように思います。
新日本がやってきたチャレンジにはどんなものがあったかについて取り上げていきます。
【新日本プロレス】
時代のトレンドの波に!テレビや配信でも魅せるチャレンジ精神
時代のトレンドにはどんなものがあったか
新日本プロレスが取り入れたトレンドにはどんなものがあったのでしょう。
ピックアップしていきたいと思います。
チャラいプロレスラー
新日本プロレスのレスラーの中でプロレスに注目を集めるためにトレンドを取り入れていたと思う選手に棚橋選手が挙げられます。
以前まではプロレスというと男が見るものというイメージがありましたが、棚橋選手がとった行動によって少しずつそのイメージも和らいでいったように思います。
では棚橋選手がとった行動とは何か。
それは「チャラいプロレスラー」
当時若者の文化だったチャラさをプロレスに取り入れたのです。
それまでのプロレスイメージは男臭さや硬派が売りで往年のファンが観るものというイメージを持たれていたように思いますが、棚橋選手が取り入れた「チャラい」という文化により近づきづらい印象をもたれていたプロレスのイメージを和らげたように思います。
保守派のファンの中にはそのチャラさを受け入れられない人もいたようですが、プロレスを多くの人に注目してもらうために棚橋選手が設定したチャラいイメージは時代に合っていたと思います。
動画配信
今では動画配信サービスにもいろいろとありますが、新日本プロレスは日本のプロレス団体の中では一番最初に動画配信を始めたのではないでしょうか。
まだ一般的になっていなかった動画配信を、時代の流れを先読みし、どの日本の団体よりも早くスタートさせた事で世界のプロレスファンに日本のプロレスとして届られるようにしたというのが人気に火をつける要因だったように思います。
今では動画配信を始めた団体も増えてきているので、スタートが遅れていたら日本の団体の勢力図も少し変っていたかもしれませんね。
スイーツ
甘いデザートがスイーツと呼ばれるようになり、スイーツ男子という言葉も生まれました。
以前までは男子にとってスイーツが好きと言うのは少し恥ずかしい面もありましたが、スイーツ男子という言葉によってスイーツは男子も食べるものという認知がされました。
朝のワイドショー番組、スッキリにおいて新日本プロレスの真壁刀義選手がスイーツ真壁として全国のお茶の間に登場したことで、プロレスラーの存在をより身近なものにしたように思います。
真壁選手は暴走キングコングという異名を持ち、首には鎖を巻いていかにも怖そうなプロレスラーといったイメージがありますが、そんな真壁選手がスイーツ好きという事でそのギャップの大きさから可愛らしく感じられ、朝の時間帯にテレビを観る主婦の人たちからの人気を集めていました。
カードゲーム
親会社がブシロードという事もあり、CMでオカダカズチカ選手がカードゲーム「ヴァンガード」のイメージキャラクターとして登場し、子供たちからの人気を集めていました。
カードゲームのブームだった事もありオカダ選手の事をプロレスラーだと知らない子供達もカードゲームの人というイメージが浸透し、注目されていたように思います。
また、新日本プロレスや他の団体の選手がカードになったキングオブプロレスリング(通称キンプロ)も発売され、カードに書かれたシリアルコードを入力するとその選手が登録され、自分だけのチーム編成で楽しめるネットゲームにも利用できたので、カード収拾マニアやゲームが好きな人からの人気を集めていました。
EDM
ミュージックシーンにおいて人気があったEDMを入場曲として取り入れたのはロッポンギ3Kだと思います。
EDMとはElectronic Dance Music の略で若者に人気のある音楽ジャンルの一つです。
海外武者修行を終え、成長したレスラーとして帰ってきた時のコスチュームも現代の若者のファッションをイメージさせ、SHO&YOH選手も若い世代の選手なのでイメージにピッタリだったと思います。
若者のトレンドを取り入れた事で人気を集めたように思います。
広島カープ
プロ野球チームの広島カープを応援する女性を指す「カープ女子」という言葉が生まれ、ずっと広島カープファンだった内藤選手と広島カープとの関わりが聞えてくるようになりました。
テレビ番組アメトークでも広島カープ芸人が取り上げられるようになり日本中で広島カープの人気が広まっていたように思います。
それと共に内藤選手のユニット、ロスインゴベルナブレスデハポンも大人気となり広島カープとのコラボグッズも生まれました。
プ女子
時代に合わせてトレンドを取り入れていった結果、新日本プロレス自体がトレンドとして扱われるようになり、選手のキャラクター性も濃くなったため、新日本プロレスの中に1人は応援したくなる選手がいる状況となり女性ファンも急増。
プロレスファンの女性を称する言葉「プ女子」が誕生しました。
【新日本プロレス】
時代のトレンドの波に!テレビや配信でも魅せるチャレンジ精神
最後に
新日本プロレスが取り入れた時代のトレンドについて取り上げてきました。
まだ他にもあると思いますし、今後も時代の変化に合わせプロレスにトレンドを取り入れて楽しませてくれると思うので期待が膨らみますね。
新日本プロレスは発展していくためにいろいろとチャレンジを見せてくれています。
今度はどんな新しい風を吹かせてくれるのか楽しみです。