【新日本プロレス】集客という視点で楽しむ①選手の試合内容で楽しませる工夫
新日本プロレスの面白さには試合内容や今後の展開予想などがありますね。
沢山の個性的な選手によってバラエティー豊かな試合を楽しめます。
新日本プロレスは試合を観たり予想する事が楽しさですが、視点を変えると他の楽しみ方が出来たりします。
他の楽しみ方とはどうやってお客さんを集める工夫をしているか。
つまり集客の仕方という視点です。
新日本プロレスの楽しみ方には試合内容、予想、経営の3つの要素での視点があると思います。
今回は集客という視点でプロレス楽しませる工夫について取り上げていきます。
【新日本プロレス】
集客という視点で楽しむ①選手の試合内容で楽しませる工夫
初めてのお客さんを楽しませる工夫
集客において大事なことはリピーターを増やす事だと思います。
リピーターを増やす為には初めて来たお客さんにまた来たい!と感じてもらう必要がありますよね。
また来たいと思ってもらうためにはプロレスの面白さを知ってもらう必要があります。
プロレスに初めて触れる人にとって、プロレスはスポーツなのか格闘技なのかショーなのかよく分からないものだと思います。
ボクシングが好きだった自分にとってプロレス初心者だった頃はプロレスに対して違和感しか持っていませんでした。
ボクシングは相手の攻撃をよけていかにパンチを当てて勝つかというスポーツですが、プロレスは相手の攻撃を全て受けたうえで勝つという考え方を知らなかったからです。
なのでプロレスを観ているとよけれそうなのに何でよけないんだろう?とか、反則5カウントまではOKや場外でも闘っている事の楽しみ方が分かっていませんでした。
プロレスをスポーツとして観ていたからだと思います。
新日本プロレスでは試合の取り扱い説明書的な感じで最初の試合にヤングライオンのカードを持ってくる事が多いのはプロレスとはこういうものですよと初めて観るお客さんに楽しんでもらうための工夫だと思います。
ヤングライオンの試合はスポーツ的な要素が多いので初めてのお客さんにとっても分かりやすいものになっています。
ここでお客さんにプロレスの基本的な楽しみ方を理解してもらった上で、その後の試合からスポーツ的要素を崩していき徐々に本当の意味でのプロレスの楽しさを知ってもらうのだと思います。
プロレスをスポーツの1種として観ていた自分にとって、楽しみ方を理解するまで時間がかかりましたが、プロレスは大会1日通して出場する選手全員のチームワークで作られているものだと分かってからは楽しめるようになりました。
少々脱線してしまいましたが、新日本プロレスは初めてのお客さんにも大会全体を楽しんでもらえるように工夫しているように思います。
【新日本プロレス】
集客という視点で楽しむ①選手の試合内容で楽しませる工夫
新日本プロレスファンを楽しませる工夫
リピーターとなったお客さんをファンとして維持させるには飽きさせない事が大事だと思います。
では新日本プロレスファンを楽しませる工夫にはどんなものがあるでしょうか。
もう目が肥えてきているファンを飽きさせないためのストーリー作りに工夫をしているように思います。
ファンにとって歴史を知っているという事は先の展開を予想する上で材料になります。
今まであった展開の中からストーリーのパターンを見つけ、そのパターンを元に予想を楽しみます。
ワンパターンでストーリーを進めているとお客さんにもまたこのパターンかと容易に予想できるようになるので飽きられてしまいます。
なので所々にサプライズを入れています。
サプライズを入れる事でパターンだと思っていたストーリーの流れに変化が起きるので予想の仕方が変わってきます。
今後のストーリーを考えていく上で、今までならストーリーの流れ的にこのパターンに当てはまると思われていた事に時折サプライズを挟む事でパターンではなくなり予想の選択肢が増えます。
予想の選択肢が増えるとより当てづらくなるので、歴史を知っている新日本プロレスファンを飽きさせず、楽しませる工夫となっていると思います。
メインイベントのカード
メインイベントのカードの組み方も重要になると思います。
どの選手とどの選手がメインイベントで闘うかというのは会場の動員数に関わってくると思うからです。
ストーリの流れに沿ったトップレスラー同士の対戦ならば会場に観にいきたいと思いますが、2番手3番手の対戦となるとワールドでいいかなと思われがちになると思います。
なので動員数が見込める会場では当然魅力的なカードが組まれている事が多いです。
メインイベントの対戦カードの組み方もファンを飽きさせない工夫だと思います。
【新日本プロレス】
集客という視点で楽しむ①選手の試合内容で楽しませる工夫
最後に
集客の中でもお客さんを楽しませる工夫について見ていきました。
お客さんを楽しませる工夫には試合内容以外にも会場でのサイン会によって選手をより身近に感じる事ができたり、物販で応援している選手やユニットのグッズを販売する事などもありますね。
新日本プロレスをお客さんとしてではない視点で見てみる楽しみ方も面白いものですね。
集客という視点では他の楽しみ方もあるのでまた記事にしていきます。