【新日本プロレス】G1クライマックス歴代優勝者一覧(1991-2024)|激闘史と記録

G1クライマックス歴代優勝者:新日本プロレスの激闘の歴史

歴代優勝者一覧(1991年~2024年)

優勝者
1991蝶野正洋
1992蝶野正洋
1993藤波辰爾
1994蝶野正洋
1995武藤敬司
1996長州力
1997佐々木健介
1998橋本真也
1999中西学
2000佐々木健介
2001永田裕志
2002蝶野正洋
2003天山広吉
2004天山広吉
2005蝶野正洋
2006小島聡
2007棚橋弘至
2008後藤洋央紀
2009真壁刀義
2010小島聡
2011中邑真輔
2012オカダ・カズチカ
2013内藤哲也
2014オカダ・カズチカ
2015棚橋弘至
2016ケニー・オメガ
2017内藤哲也
2018棚橋弘至
2019飯伏幸太
2020飯伏幸太
2021オカダ・カズチカ
2022オカダ・カズチカ
2023内藤哲也
2024ザック・セイバーJr.

新日本プロレスの夏の風物詩

「G1クライマックス」は、プロレス界最高峰のリーグ戦として知られ、毎年トップレスラーたちが覇権を争う。この過酷なトーナメントの歴代優勝者を振り返り、その歴史を紐解く。

G1クライマックスは1991年に始まり、以来多くの名勝負と伝説が生まれた。以下は、これまでの優勝者を年ごとにまとめたものだ。

  • 1991年:蝶野正洋が初代王者に輝き、以降も複数回優勝を果たす。
  • 1992年:蝶野正洋が連覇を達成。
  • 1993年:藤波辰爾が貫禄の勝利。
  • 1994年:蝶野正洋が3度目の戴冠。
  • 1995年:武藤敬司が圧倒的な実力で優勝。
  • 1996年:長州力が44歳8ヶ月で最年長記録を樹立。
  • 1997年:佐々木健介が初優勝。
  • 1998年:橋本真也が力強い戦いで頂点に。
  • 1999年:中西学が大金星を挙げる。
  • 2000年:佐々木健介が2度目の栄冠。
  • 2001年:永田裕志が初のG1制覇。
  • 2002年:蝶野正洋が4度目の優勝。
  • 2003年:天山広吉が初優勝。
  • 2004年:天山広吉が連覇を果たす。
  • 2005年:蝶野正洋が5度目の優勝で最多記録を更新。
  • 2006年:小島聡が初の頂点に立つ。
  • 2007年:棚橋弘至がエースへの第一歩を刻む。
  • 2008年:後藤洋央紀が初出場で快挙。
  • 2009年:真壁刀義が豪快な勝利。
  • 2010年:小島聡がフリーとして2度目の優勝。
  • 2011年:中邑真輔が華麗なパフォーマンスで制覇。
  • 2012年:オカダ・カズチカが24歳9ヶ月で最年少優勝。
  • 2013年:内藤哲也が初の栄冠。
  • 2014年:オカダ・カズチカが2度目の勝利。
  • 2015年:棚橋弘至が2度目の優勝。
  • 2016年:ケニー・オメガが外国人選手として初優勝。
  • 2017年:内藤哲也が2度目の戴冠。
  • 2018年:棚橋弘至が3度目の優勝で復活。
  • 2019年:飯伏幸太が初優勝。
  • 2020年:飯伏幸太が連覇を達成。
  • 2021年:オカダ・カズチカが3度目の優勝。
  • 2022年:オカダ・カズチカが連覇で4度目の制覇。
  • 2023年:内藤哲也が3度目の優勝。
  • 2024年:ザック・セイバーJr.が新日本プロレスのG1 CLIMAX 34で悲願の初優勝を果たし、IWGP世界ヘビー級王座への挑戦権を獲得した。2024年8月18日、激戦の末に頂点に立ったザックは、通常なら翌年の1月4日東京ドーム大会でのタイトルマッチが期待されるところだが、今回は異例のスケジュールで10月14日の両国国技館大会で王座挑戦が決定した。この決定は、9月29日の神戸大会で内藤哲也とグレート-O-カーンによる王座戦の勝者に対戦相手としてザックが名乗りを上げたことによるものだ。両国国技館での「KING OF PRO-WRESTLING」では、ザックがG1覇者としてIWGP世界ヘビー級王座に挑む大一番が実現。ファンからは「東京ドームを待たずしての挑戦は新鮮」「ザックの勢いが止まらない」との声が上がり、早くも注目を集めた。ザックは試合後、自身のユニットTMDKのメンバーと共に意気込みを語り、「新日本プロレスのトップとして歴史を作る」と宣言。G1優勝の勢いをそのままに、両国でのタイトル奪取を目指した。この異例の展開は、新日本プロレスの2024年秋のプロレスシーンをさらに熱くする話題となった。

記録とハイライト

  • 最多優勝者:蝶野正洋は5回の優勝(1991、1992、1994、2002、2005)で記録を保持。
  • 連続優勝:蝶野正洋、天山広吉、飯伏幸太、オカダ・カズチカが2大会連続優勝を達成。
  • 最年長優勝:長州力(1996年、44歳8ヶ月)。
  • 最年少優勝:オカダ・カズチカ(2012年、24歳9ヶ月)。
  • 特筆すべき快挙:小島聡は2010年に新日本プロレス所属外の選手として優勝。後藤洋央紀(2008)、オカダ・カズチカ(2012)、ケニー・オメガ(2016)は初出場で優勝を果たした。

G1クライマックスの意義

G1クライマックスは、優勝者にIWGP世界ヘビー級王座挑戦権が与えられる(2021年まではIWGPヘビー級王座)など、新日本プロレスの頂点を決める重要な舞台だ。過酷なリーグ戦形式で、肉体と精神の限界が試されるこの大会は、プロレスファンのみならず、格闘技界全体で注目を集める。