緊張する場面で気持ちを落ち着ける3つの方法とは

緊張を少しでもほぐすために

緊張する場面で気持ちを落ち着ける3つの方法とは

日々の生活の中で誰しも緊張する場面はあるものです。

学校のテストや受験での面接、入社試験など能力をアピールする場面、結婚式での挨拶やスピーチ、ピアノ発表会や会議、セミナーやプレゼンなど人前で何かを発表する場面、様々な場面で人は緊張します。

この記事ではそんな緊張を感じる場面を迎える前に知っておくと使える緊張のほぐし方、気持ちを落ち着ける方法をテーマに3つの項目に分けてお教えしていきます

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-目次-

・人は何故緊張するのか

緊張をほぐすための3つの方法

1.緊張しない場面や場所を記憶しておき直前に呼び起こす

2.緊張が解けた時の感情を記憶しておき直前に呼び起こす

3.事前に多くの準備をしておく

まとめ

最後に





人は何故緊張するのか

普段の自分なら落ち着いてできるのに、いざという時になると頭が真っ白になったり声が震えたり体が固まってしまったりしますよね。

それはきっと今まで経験がなくて慣れない事をやらないといけなくなったり、人に好印象を持ってもらいたくて、自分を大きくみせるため実力以上の能力を発揮しようと無理をする時など、本来の自分を見失っているときに緊張という恐怖が襲ってきます。

そんな時のお守り代わりとしてこの記事に書いてある3つの方法を試してみて下さい

1.緊張しない場面や場所を記憶しておき直前に呼び起こす

日々生活している中で気持ちが落ち着いたり、心が明るくなる場面や状況があると思います。

例えば自宅でくつろいでいる時やスポーツをしている時、彼女や家族とお出かけした時など気持ちはリラックスしていたり楽しかったり嬉しかったりしますよね。

このように今自分の気持ちが落ち着いているな、プラスに向いているなと思った時の気持ちを強く記憶しておくのです。

これは日々意識し普段から練習する事が大切です。

最初のうちは意識しないと自分の気持ちが落ち着いている時の状態を記憶するのは難しいかもしれませんが、慣れてくると意識しなくても記憶できるようになります。

そして緊張する場面や状況を迎える前に、自分の気持ちが落ち着いている時の状態を記憶から呼び起こし、普段の自分の感情へと気持ちを近づけ、心をプラスの方向へ持っていくことで気持ちがだんだん落ち着き、緊張を和らげる手助けになります。


2.緊張が解けた時の感情を記憶しておき直前に呼び起こす

強く緊張感を感じていた場所や状況から解放された時に気持ちはどうなっていますか?

やっと終わったと肩の荷が下り、今まで感じていた状況から抜け出せた解放感と共に晴々とした気持ちになりますよね。

心がプラスに向いています。

このように何かをやり遂げ、緊張から解放され心が明るく晴々としている時の自分のポジティブな感情を意識して記憶しておきます。

そして緊張する場面を迎える前に、例えばテストであればテスト終了後の手応えを得た自分、面接であれば上手くアピール出来て安心している自分など、その状況を乗り越え、やり遂げた時の感情を、緊張を感じる場面や状況を迎える直前に頭に思い描き、そこから解放されて気持ちがホッとしている時の記憶を呼び起こす、つまり始まる前の感情を終わった瞬間の感情へと変化させ、始まる時に「あー、終わったー!」と思い込む事で気持ちを落ち着かせるという自分の心を騙す方法です。




3.事前に多くの準備をしておく 

緊張を感じる場面を迎える前に事前の下準備を念入りにしておく事も緊張を和らげる方法の1つです。

テストであれば出題範囲を何回も繰り返しやり、自宅や自習室など勉強している場所がまるでテスト会場にいるかのような緊張感を持って勉強に集中してやってみる。

結婚式の挨拶やスピーチなど人前で何かを発表するのであれば、自分が話す内容を文章にして書き、発表直前に頭が真っ白になっても大丈夫なように文章を丸暗記するくらい何回も繰り返し声に出して読み、何も考えなくても口から言葉が次から次へと勝手に出てくるくらい練習する。

自宅で練習するのであれば家族の前で練習させてもらうのもいいかもしれません。

事前に準備しておいた事が沢山あればあるほど気持ちに余裕が生まれ、いざその時を迎えた時にも焦らず冷静な自分をイメージしやすくなり緊張感が和らいでいくと思います。


まとめ 

緊張する場面で気持ちを落ち着ける3つの方法とは

1.緊張しない場面や場所を記憶しておき直前に呼び起こす

2.緊張が解けた時の感情を記憶しておき直前に呼び起こす

3.事前に多くの準備をしておく

の3つです。

項目は3つありますが共通して言える事はやっぱり前もって準備しておいた方がいいという事ですね。

最初の2つの項目は心の準備、3つ目の項目は自分自身がやるだけの事はやったと開き直り、当日を迎えても焦らず冷静に実践するための準備といえます。

最後に

緊張する場面は誰にでもあるものです。

あなただけではありません。

この記事に書いた事は実際に緊張を感じやすい私がなんとか緊張から逃れる方法は無いものだろうかと考え、実践してきた方法です。

100%緊張を取り除く事はなかなか出来ないと思います。

でも何かに挑戦する時に少しくらいの緊張感を持っていた方がいい結果に繋がる事もあります。

過剰に緊張感を感じないようにする為、和らげる為の方法を1つでも心の中にもっておくと少しは自分らしさを失わずにいられると思います。

この記事があなたなりの緊張をほぐすための方法を見つけるヒントとして役立てていただけたらうれしいです。