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セッションで盛り上がる!初心者でも演奏しやすいヘビーメタル曲20選
ヘビーメタルは、重厚なギターリフ、迫力あるドラム、情熱的なボーカルが織りなすエネルギッシュな音楽ジャンルです。ライブやセッションでは観客を熱狂させる力がありますが、複雑なテクニックや高速フレーズが多い曲は初心者にとってハードルが高いことも。そこで、この記事では、バンドセッションで気軽に演奏でき、かつ盛り上がる「演奏が簡単なヘビーメタル曲」を20曲厳選しました。コード進行やリズムがシンプルで、初心者でも取り組みやすく、観客との一体感を生み出しやすい曲を紹介します。各曲の特徴やセッションでのポイントも解説するので、バンド練習やライブの準備にぜひ活用してください!簡単なヘビーメタル曲を選ぶ理由ヘビーメタルの魅力は、力強いサウンドと全員で作り上げるグルーヴにあります。セッションでは、参加者全員が楽しめる曲選びが鍵となります。特に初心者や経験の浅いメンバーがいる場合、以下のポイントを重視しました:
- シンプルなコード進行:コードチェンジが少なく、覚えやすい曲はギターやベース初心者に優しい。
- 分かりやすいリズム:複雑なリズムやフィルが少ない曲は、ドラムやリズムセクションが合わせやすい。
- キャッチーなメロディ:ボーカルが歌いやすく、観客も一緒に歌えるメロディはセッションを盛り上げる。
- コンパクトな構成:長編で複雑な曲よりも、短くまとまった曲がセッションで扱いやすい。
これらを基準に、クラシックメタルからスラッシュメタル、パワーメタル、ニューメタルまで幅広いジャンルから選曲しました。以下に、セッション向けの簡単なヘビーメタル曲を紹介します。
1. Metallica – “Enter Sandman” (1991)
特徴:メタリカの代表曲で、ヘビーメタルの入門曲として最適。シンプルで印象的なリフとキャッチーなサビが魅力。
- ギター:Eマイナーを基調としたパワーコードのリフは初心者でもすぐに習得可能。ソロはペンタトニックスケール中心で簡単。
- ベース:ジェイソン・ニューステッドのベースラインはギターのリフに沿ったシンプルな構成。
- ドラム:ラーズ・ウルリッヒのドラムはストレートな4/4ビートで、初心者でも叩きやすい。
- ボーカル:ジェイムズ・ヘットフィールドのボーカルは力強いが音域は狭く、歌いやすい。
- セッションのポイント:サビの「Exit light, enter night」は観客が一緒に歌う定番フレーズ。イントロのリフで一気に会場を掴もう。
2. Black Sabbath – “Paranoid” (1970)
特徴:ヘビーメタルの礎を築いたブラック・サバスの名曲。短く、シンプルで、セッションの定番曲。
- ギター:トニー・アイオミのリフはEマイナーとDマイナーのパワーコードが中心。ソロも短く、初心者向け。
- ベース:ギーザー・バトラーのベースはギターのリフをなぞる簡単なライン。
- ドラム:ビル・ワードのドラムはシンプルな8ビートで、フィルも控えめ。
- ボーカル:オジー・オズボーンのボーカルは独特だが、音域は狭く、歌詞も覚えやすい。
- セッションのポイント:テンポが速いので、リズムの安定が重要。短い曲(約2分48秒)でセッションのオープニングに最適。
3. Iron Maiden – “The Trooper” (1983)
特徴:アイアン・メイデンのパワーメタル曲。疾走感あるリズムがセッションを盛り上げる。
- ギター:AマイナーとEマイナーのパワーコードを中心としたリフ。ツインギターのハーモニーはシンプルでコピーしやすい。
- ベース:スティーヴ・ハリスのギャロッピングベースは特徴的だが、8分音符の繰り返しで初心者でも対応可能。
- ドラム:アップテンポだが、基本ビートは単純で初心者向け。
- ボーカル:ブルース・ディッキンソンのハイトーンは少し難しいが、サビはキャッチーで歌いやすい。
- セッションのポイント:コーラスの「Oh-oh-oh」は観客との掛け合いに最適。リズムセクションはテンポキープを意識。
4. Judas Priest – “Breaking the Law” (1980)
特徴:ジューダス・プリーストのクラシック。シンプルで力強いリフがセッションに映える。
- ギター:Aマイナーのパワーコードと単音リフの組み合わせ。ソロも短く、初心者向け。
- ベース:ベースはギターのリフに沿ったシンプルなライン。
- ドラム:4/4ビートで、フィルは最小限。初心者でも叩きやすい。
- ボーカル:ロブ・ハルフォードのボーカルはパワフルだが音域は控えめで歌いやすい。
- セッションのポイント:サビの「Breaking the law!」は観客が叫びやすい。短い曲でセッションの勢いを加速させるのに最適。
5. AC/DC – “Back in Black” (1980)
特徴:ハードロック寄りのヘビーメタル。シンプルなリフとグルーヴがセッションで輝く。
- ギター:アンガス・ヤングのリフはE、D、Aのコード進行が中心。ソロはブルーススケールで弾ける。
- ベース:ベースはルート音を刻むシンプルなライン。
- ドラム:フィル・ラッドのドラムはグルーヴ重視の4/4ビートで、初心者でも対応可能。
- ボーカル:ブライアン・ジョンソンのハスキーなボーカルは音域が狭く、叫ぶような歌い方がハマる。
- セッションのポイント:リズムのノリが鍵。観客もノリやすいので、グルーヴを強調して演奏しよう。
6. Motörhead – “Ace of Spades” (1980)
特徴:モーターヘッドの代表曲。速いテンポとシンプルなリフがセッションに最適。
- ギター:Eマイナー中心のリフは単純明快。ソロも短い。
- ベース:レミーのベースはギターとほぼ同じラインで、初心者でも弾きやすい。
- ドラム:高速だがシンプルな8ビート。フィルは控えめ。
- ボーカル:レミーのハスキーなボーカルは音域が狭く、歌いやすい。
- セッションのポイント:テンポが速いので、リズムセクションは合わせる練習を。短い曲で勢いをつけたいときにぴったり。
7. Megadeth – “Symphony of Destruction” (1992)
特徴:メガデスのスラッシュメタル曲。ミドルテンポで初心者でも取り組みやすい。
- ギター:DマイナーとGマイナーのパワーコードリフ。ソロもシンプル。
- ベース:ベースはギターに追従するラインで簡単。
- ドラム:ミドルテンポの4/4ビートで、複雑なフィルはなし。
- ボーカル:デイヴ・ムステインのボーカルは独特だが、音域は狭め。
- セッションのポイント:サビの「Symphony of destruction」は観客が一緒に歌いやすい。リズムをタイトにキープしよう。
8. Ozzy Osbourne – “Crazy Train” (1980)
特徴:オジー・オズボーンの名曲。キャッチーなリフとメロディがセッションに最適。
- ギター:ランディ・ローズのリフはF#マイナー中心で、シンプルなパワーコードと単音リフ。
- ベース:ベースはリフに追従する簡単なライン。
- ドラム:4/4ビートで、初心者でも叩ける。
- ボーカル:オジーのボーカルはメロディアスで歌いやすい。
- セッションのポイント:イントロのリフは広く知られているので、観客を掴むのに最適。サビの「All aboard!」は盛り上がりポイント。
9. Pantera – “Walk” (1992)
特徴:グルーヴメタルの名曲。ミドルテンポでリズムが取りやすい。
- ギター:ダイムバッグ・ダレルのリフはEマイナー中心で、シンプルかつ重厚。
- ベース:レックス・ブラウンのベースはギターをなぞるライン。
- ドラム:ヴィニー・ポールのドラムはグルーヴ重視で、初心者でも対応可能。
- ボーカル:フィル・アンセルモの叫ぶようなボーカルは音域が狭い。
- セッションのポイント:重いグルーヴが魅力。リズムセクションはタイトに合わせよう。
10. Slipknot – “Wait and Bleed” (1999)
特徴:ニューメタルの定番。シンプルなリフとキャッチーなサビがセッション向き。
- ギター:ドロップDチューニングで、パワーコード中心のリフ。
- ベース:ベースはギターに追従するシンプルなライン。
- ドラム:ジョーイ・ジョーディソンのドラムはアップテンポだが、基本ビートは簡単。
- ボーカル:コリィ・テイラーのボーカルはスクリームとクリーンのミックスだが、クリーンパートは歌いやすい。
- セッションのポイント:サビのメロディは観客が一緒に歌いやすい。ニューメタルファンのセッションで活躍。
11. Bullet for My Valentine – “Scream Aim Fire” (2008)
特徴:モダンメタルの疾走感とメロディが魅力。初心者でもコピーしやすい。
- ギター:ドロップCチューニングだが、リフはパワーコード中心でシンプル。
- ベース:ベースはギターに追従するライン。
- ドラム:速いが基本ビートは単純で、初心者でも対応可能。
- ボーカル:マシュー・タックのボーカルはクリーンとスクリームのミックスだが、クリーンパートは歌いやすい。
- セッションのポイント:キャッチーなサビは観客を巻き込みやすい。勢いのある演奏で盛り上げよう。
12. Helloween – “I Want Out” (1988)
特徴:ジャーマンメタルの名曲。明るいメロディがセッションに映える。
- ギター:Cマイナー中心のリフで、コード進行はシンプル。
- ベース:ベースはリフに追従するライン。
- ドラム:アップテンポだが、基本ビートは簡単。
- ボーカル:マイケル・キスクのハイトーンは少し難しいが、サビはキャッチーで歌いやすい。
- セッションのポイント:サビの「I want out!」は合唱に最適。明るい雰囲気でセッションを盛り上げよう。
13. X Japan – “紅” (1989)
特徴:日本のヘビーメタルを代表するドラマチックな曲。セッションで映える。
- ギター:HIDEとPATAのリフはAマイナー中心で、シンプルなパワーコード。
- ベース:TAIJIのベースはリフに追従するライン。
- ドラム:YOSHIKIのドラムは派手だが、基本ビートはシンプル。
- ボーカル:TOSHIのボーカルは音域がやや広いが、サビは歌いやすい。
- セッションのポイント:日本人の観客なら誰もが知る曲。サビの「紅だ!」は盛り上がり必須。
14. BABYMETAL – “ギミチョコ!!” (2014)
特徴:カワイイメタルの代表曲。ポップなメロディがセッションで映える。
- ギター:ドロップDチューニングで、シンプルなパワーコードリフ。
- ベース:ベースはギターに追従するライン。
- ドラム:アップテンポだが、基本ビートは簡単。
- ボーカル:SU-METALのボーカルはポップで歌いやすい。
- セッションのポイント:ポップな要素が幅広い層にウケる。ダンスを加えればさらに盛り上がる。
15. Van Halen – “Panama” (1984)
特徴:ハードロック寄りのヘビーメタル。キャッチーなリフとメロディが魅力。
- ギター:エディ・ヴァン・ヘイレンのリフはEメジャー中心でシンプル。
- ベース:マイケル・アンソニーのベースはルート音を刻むライン。
- ドラム:アレックス・ヴァン・ヘイレンのドラムは4/4ビートで簡単。
- ボーカル:デイヴィッド・リー・ロスのボーカルは叫ぶようなスタイルで音域は狭い。
- セッションのポイント:ノリの良いリフが観客を盛り上げる。タッピングを加えると映える。
16. Guns N’ Roses – “Sweet Child O’ Mine” (1987)
特徴:ハードロック寄りのメタル曲。キャッチーなリフがセッションで人気。
- ギター:スラッシュのリフはDメジャー中心のアルペジオとパワーコード。
- ベース:ダフ・マッケイガンのベースはリフに追従するライン。
- ドラム:スティーヴン・アドラーのドラムはストレートなビート。
- ボーカル:アクセル・ローズのボーカルは高めだが、サビは歌いやすい。
- セッションのポイント:イントロのリフは広く知られているので、観客を掴むのに最適。
17. Linkin Park – “Faint” (2003)
特徴:ニューメタルの名曲。シンプルなリフとキャッチーなメロディがセッション向き。
- ギター:ドロップDチューニングで、パワーコード中心のリフ。
- ベース:ベースはギターに追従するライン。
- ドラム:アップテンポだが、基本ビートは簡単。
- ボーカル:チェスター・ベニントンのボーカルはクリーンとスクリームのミックスだが、クリーンパートは歌いやすい。
- セッションのポイント:サビのメロディは観客が一緒に歌いやすい。ニューメタル好きのセッションで活躍。
18. Rainbow – “I Surrender” (1981)
特徴:ハードロック寄りのメタル曲。メロディアスでセッション映えする。
- ギター:リッチー・ブラックモアのリフはAマイナー中心で、コード進行はシンプル。
- ベース:ベースはルート音を刻むライン。
- ドラム:4/4ビートで、初心者でも対応可能。
- ボーカル:ジョー・リン・ターナーのボーカルはメロディアスで歌いやすい。
- セッションのポイント:メロディアスなサビが観客を巻き込む。落ち着いたテンポで演奏しやすい。
19. Slayer – “South of Heaven” (1988)
特徴:スレイヤーのスラッシュメタル曲。ミドルテンポで初心者でも取り組みやすい。
- ギター:Eフラットチューニングで、シンプルなパワーコードリフ。
- ベース:トム・アラヤのベースはギターに追従するライン。
- ドラム:ミドルテンポで、基本ビートをキープすればOK。
- ボーカル:トム・アラヤの叫ぶようなボーカルは音域が狭い。
- セッションのポイント:スレイヤーの曲の中では簡単な部類。重い雰囲気でセッションを締めたいときに最適。
20. Avenged Sevenfold – “Afterlife” (2007)
特徴:モダンメタルのドラマチックな曲。メロディがキャッチーでセッション向き。
- ギター:ドロップDチューニングで、シンプルなパワーコードとアルペジオ。
- ベース:ベースはギターに追従するライン。
- ドラム:アップテンポだが、基本ビートは簡単。
- ボーカル:M.シャドウズのボーカルはクリーンとスクリームのミックスだが、クリーンパートは歌いやすい。
- セッションのポイント:サビのメロディは観客が一緒に歌いやすい。ドラマチックな展開がセッションを盛り上げる。
セッション成功のためのコツ
- 事前練習を徹底:簡単な曲でも、セッションではタイミングが重要。リズムセクションは特に合わせる練習を。
- 観客との一体感を重視:キャッチーなサビやコーラスは観客が一緒に歌いやすく、盛り上がりを生む。
- アレンジを簡略化:難しいソロやフィルは省略してOK。セッションでは一体感が優先。
- メンバー間の連携:セッション前にキーやテンポを確認し、コミュニケーションを密に。
- 情熱を忘れずに:ヘビーメタルはエネルギーの音楽。技術よりも情熱を前面に出して楽しもう!
まとめ
セッションで使える演奏が簡単なヘビーメタル曲20選を紹介しました。Metallicaの「Enter Sandman」やBlack Sabbathの「Paranoid」などのクラシックから、BABYMETALの「ギミチョコ!!」やLinkin Parkの「Faint」などのモダンな曲まで、幅広いジャンルから選びました。これらの曲は初心者でも取り組みやすく、セッションでの盛り上がりを保証します。バンド練習やライブでぜひ挑戦し、ヘビーメタルのエネルギーを共有してください!