ライブハウスに行く前に知っておくとよい事【初心者向け】

初めてのライブハウス

ライブハウスの雰囲気




好きなバンドの生演奏を聴いてみたいと思ったり、友人や知り合いなどに誘われたりして初めてライブハウスへライブを観に行く時もあると思います。

そんな時に、行く前に知っておくとライブハウスに着いてから困らなくてすむ内容を初めての方でもわかるように自分の経験を元にして、特にロックバンドのライブに行く時に役立つ情報を説明していきます。

- 目次 -

1.まずは予約しましょう

2.服装は自由、着替えと
タオルを持っていくと安心

3.予算は多めに用意しておき、
交通費は別にしておく

4.時間にゆとりを持っておく

5.荷物はコインロッカーへ

6.体調が悪くなった時は
無理をせず休む

7.スピーカーの前は
なるべく避ける

8.他のお客さんと
コミュニケーションを取る

9.帰りに物販を覗いてみる

10.ライブの感想をSNSに投稿

最後に

1.まずは予約しましょう

予約の方法はいくつかあります。出演者のオフィシャルサイトの予約フォームやTwitterのDMやリプ欄で予約を受け付けているバンドもありますし、ライブハウスに直接電話して予約する事も出来ます。

電話で予約する際は目当ての出演者名と自分の氏名を伝えましょう。

チケット発行手続きがない場合はライブハウス側が予約を受けた際に予約リストに名前を記入してくれているので、ライブハウスに着いてから受付で予約した自分の名前を伝えて料金を支払えば中へ入る事ができます。

客数がライブハウスの最大収容人数に満たない場合は予約なしで当日に受付できる事もあります。

ただし当日券は予約のチケット料金と同じ場合もありますが予約に比べてチケット料金が高くなる事が多いので、あらかじめライブを観に行く事が決まっているならば予約しておいた方が安くすみます。

2.服装は自由、着替えとタオルを持っていくと安心

服装に関して特に決まりはありません。

バンドのロゴが入ってるような服装じゃないとダメなんだろうかと思う人もいるかもしれませんが特に気にしなくても大丈夫です。

もし自分も他のコアなお客さんと同じような服装で楽しみたいのであれば、ライブハウスに着いてからライブ前にグッズの物販でTシャツなどを買って着替えるという選択も出来ます。

常連さんの中にもライブハウスまで普段着でやって来て、目当てのバンドのライブが始まる前に着替える人もいます。



アコースティックライブなどの静かなライブを観に行くのなら特に気にする事もないのですが、ロックなどステージで激しいパフォーマンスをするバンドを観に行く時は着替えとタオルを持っておくと安心です。

ライブ中はお客さんも盛り上がっているため熱気がこもりやすく、客席が満員に近い状態だったりお客さんが動き回って楽しむスタイルのライブだったりするとライブハウスによっては空調があまり効かない事もあります。

そのためライブ終了後に汗だくになってしまう事もありますのでタオルや着替えを準備しておいた方が安心して楽しむ事ができます。


3.予算は多めに用意しておき、交通費は別にしておく

コンサートホールなどの大きな会場はチケット料金のみで入場できますが、ライブハウスはチケット料金以外にドリンク代を支払わなければなりません。

なぜかというとライブハウスは飲食店として営業をしている形をとっているからです。

それはライブハウスがドリンク代だけで運営しているからではなく、コンサートホールなどと同じようにチケットのみの会場として運営するにはクリアしなければならない条件が多くて大変なので、バンド演奏が観られる飲食店として営業許可を得るためにドリンク代を支払ってもらう形になっているのです。

ドリンクを飲んだり、物販で欲しいものを買ったりしているとつい交通費の事を忘れてしまいがち。

帰る時に足りなくなって困る事がないように交通費は別にしておくと安心です。

4.時間にゆとりを持っておく

対バン形式のライブだったり、機材トラブルの影響などでライブの予定時刻が後にずれ込む事もあります。

交通機関を利用してライブハウスに行く場合は、事前に終電の時間などをチェックしておき、あらかじめ逆算してライブハウスにいられる時間を決めておくと帰りに困らなくてすみます。


5.荷物はコインロッカーへ

客席フロアに荷物を持ち込んでライブを楽しむとなると他のお客さんの迷惑になる事もあります。

持ち込むのはタオルや着替えなど必要最低限にして残りの荷物はコインロッカーへ入れておきましょう。

コインロッカーが空いていない場合もあるのでライブハウスに行く時はあまり多くの荷物を持ち込まないように。

トラブルにならないために貴重品は身につけておくと安心です。

6.体調が悪くなってしまった時は無理をせず休む

限られたスペースの中で客席が盛り上がってくると空気が薄くなったり会場の熱気がこもったりする事があります。

気分が悪くなったときはすぐ客席から外に出て深呼吸したり、ドリンクなどで水分補給しましょう。

体調に自信がないときは身動きが取りづらいフロア前方へは行かず後方か出口の近くを選んだ方が無難です。


7.スピーカーの前はなるべく避ける

客席両サイドにあるスピーカーの前で慣れていない大音量をずっと聴いていると耳を痛める事になりますのでなるべく避けましょう。万が一客席が満員でそこに追いやられてしまった場合を想定してあらかじめ耳栓を用意しておく事をおすすめします。

8.他のお客さんとコミュニケーションを取る

目当てのバンドの常連さんを見つけて話しかけてみると、いろいろと教えてくれる人もいます。

音楽の趣味が合うので会話が弾み、今まで知らなかった沢山の情報を得るチャンスになります。


9.帰りに物販を覗いてみる

目当てのバンドメンバーが演奏後は物販でグッズを販売している事もあります。

憧れのあの人と直接話が出来るチャンスです。

あまりグイグイと話し込むと袋詰めなど作業の手を止める事になり、後ろで並んで待っているお客さんに迷惑がかかってしまうので軽く挨拶する程度に留めておきましょう。

10.ライブの感想をSNSに投稿

ライブ後の感想をツイートすると憧れている方が見つけてRTしてくれたり、来てくれた事に対してお礼のメッセージを送ってくれる事があったりします。

また、同じ時間と場所を共有した他の知らないお客さんのツイートも身近に感じられます。

共通した思い出があると次にライブハウスで会えた時に初対面でも仲良くなるきっかけになります。

最後に

初めて行く人にとってライブハウスは怖そうな所というイメージがあるかもしれませんが、来ている他のお客さん達は優しくて礼儀正しい人が多いです。

最低限のマナーさえ守っていれば楽しめる場所なのでこの記事を参考にして楽しんできて下さい。