「文章が苦手」な人のための3行文章術
― 長い文章を書かなくても、ちゃんと伝わる文章の作り方 ―
「文章を書くのが苦手」
そう感じている人は、実は文章力がないのではありません。
多くの場合、
- 何から書けばいいかわからない
- 頭の中では言いたいことがあるけど整理できない
- 書き始めると長くなってしまう
- 結局、何が言いたいのかわからなくなる
という状態になっています。
そこでおすすめしたいのが、**「3行文章術」**です。
文章を最初から長く書こうとせず、
① 結論
② 理由・具体例
③ もう一度、伝えたいこと
この3つだけで組み立てます。
1.まず「結論」を書く
最初の1行では、あなたが一番伝えたいことを書きます。
たとえば、
朝にスマホを見るのをやめたら、仕事に集中しやすくなりました。
これだけでOKです。
「今日は朝の習慣について書こうと思います」
のような前置きから始める必要はありません。
読者はまず、
「結局、何が言いたいの?」
を知りたいからです。
型
私は〇〇がおすすめです。
〇〇すると、△△できるからです。
だから、まずは〇〇してみてください。
この型に当てはめるだけでも文章はかなり書きやすくなります。
2.次に「理由・具体例」を書く
結論だけでは、
「なぜ?」
と思われるので、その理由を1つ書きます。
たとえば、
朝にスマホを見るのをやめたら、仕事に集中しやすくなりました。
以前は起きてすぐSNSを見てしまい、気づくと30分以上経っていました。
そこで、起きてから30分はスマホを見ないようにしました。
これで、
結論 → 理由・具体例
という流れができます。
ここで大切なのは、理由を何個も書かないことです。
初心者が文章を書くときは、
「これも伝えたい」
「これも知ってほしい」
と情報を追加しすぎてしまいます。
最初は理由を1つだけにしましょう。
3.最後に「伝えたいこと」をもう一度書く
最後の1行では、読者にどうしてほしいかを書きます。
先ほどの文章なら、
朝にスマホを見るのをやめたら、仕事に集中しやすくなりました。
以前は起きてすぐSNSを見てしまい、気づくと30分以上経っていました。
まずは明日の朝、起きてから30分だけスマホを見ないようにしてみてください。
これで完成です。
難しい言葉は使っていません。
それでも、
何を伝えたい文章なのかは明確です。
4.「3行文章術」の基本テンプレ
迷ったら、以下をそのまま使ってください。
① 結論:私は〇〇だと思います。
② 理由:なぜなら〇〇だからです。
③ 行動:まずは〇〇してみてください。
たとえば「運動」について書くなら、
運動は毎日30分やらなくてもいいと思います。
なぜなら、最初から頑張りすぎると続かないからです。
まずは1日5分の散歩から始めてみてください。
これだけでも立派な文章です。
5.SNSにも使える
この方法は、noteだけでなくSNSにも使えます。
たとえば、
テーマ:「読書」
本を読むなら、最初から全部理解しようとしなくて大丈夫です。
わからない部分で止まってしまうと、読書そのものが嫌になってしまいます。
まずは「面白い」と思ったところだけ拾いながら読んでみてください。
テーマ:「副業」
副業を始めるなら、最初から大きく稼ごうとしないことが大切です。
最初は収益よりも「自分で売る経験」を作ることのほうが重要だからです。
まずは500円の商品を1つ作ってみましょう。
テーマ:「勉強」
勉強は長時間やるより、毎日続けることを意識したほうが取り組みやすいです。
1日3時間を1週間でやめるより、毎日20分を1か月続けるほうが習慣にしやすいからです。
まずは今日、10分だけ机に向かってみてください。
6.文章が長くなったら「1文1メッセージ」
文章が苦手な人ほど、一つの文に情報を詰め込みがちです。
例えば、
私は朝早く起きるようになってから仕事の時間を確保できるようになり、以前よりも集中できるようになったので、朝活はとてもおすすめだと思います。
これでも意味は伝わります。
でも、少し長いですよね。
3つに分けてみます。
朝早く起きるようになりました。
その結果、仕事の時間を確保できるようになりました。
朝は集中しやすいので、朝活がおすすめです。
こちらのほうが読みやすくなります。
「1文に1つのこと」
これを意識するだけで、文章はかなりスッキリします。
7.書き始められないときの裏ワザ
「文章を書こう」とすると難しく感じます。
そんなときは、
友達に話すつもりで書いてみてください。
たとえば、
「最近、朝活始めたんだけど、結構よかったよ」
これを文章にすると、
最近、朝活を始めました。
朝は思ったより集中できたので、仕事が進みやすくなりました。
何かに集中したい人は、一度試してみるのもおすすめです。
になります。
最初から「きれいな文章」を書こうとしなくて大丈夫です。
まず話す。
そのあと文章にする。
この順番にすると、かなり書きやすくなります。
8.困ったら、この3行だけ使う
最後に、今日から使えるテンプレをまとめます。
基本型
〇〇がおすすめです。
なぜなら、〇〇だからです。
まずは〇〇してみてください。
体験談型
私は〇〇を始めました。
すると、〇〇という変化がありました。
同じ悩みがある人は、〇〇してみてください。
注意喚起型
〇〇には注意したほうがいいです。
私自身、〇〇で失敗しました。
これから始める人は、〇〇を意識してみてください。
ノウハウ型
〇〇するなら、まず△△してください。
理由は、〇〇だからです。
最初は△△だけでも十分です。
まとめ
文章を書くときに、最初から「上手な文章」を目指す必要はありません。
まずは、
① 結論
② 理由・具体例
③ 行動・まとめ
この3つに分けてください。
そして、
「1文1メッセージ」
を意識する。
これだけでも、文章はかなり書きやすくなります。
文章が苦手な人に必要なのは、難しい文章術ではありません。
「何を書けばいいか迷わない型」を持っておくことです。
今日何かを書く予定があるなら、まずは3行だけ書いてみてください。
長い文章は、その3行を書いたあとで足せば大丈夫です。
