【新日本プロレス】プロレスの簡単な勝敗ルールと新日本プロレスの世界
プロレスを観た事がない人にとってプロレスはよくわからないものだと思います。
最初は自分も楽しみ方が全くわかりませんでした。
プロレスを楽しめるようになったのは身近にプロレス好きの友人がいたからです。
プロレスは基本的なルールがわかってくるとすごく楽しめるようになってきます。
プロレスに興味があるけど楽しみ方がよくわからない人にこの記事が参考になればと思います。
内容はこちらになります。
【新日本プロレス】プロレスの簡単な勝敗ルールと新日本プロレスの世界
1.プロレスの基本的ルール
プロレスのリングには周囲に三本のロープが張ってあります。
それぞれに名前があります。
一番上のロープ:トップロープ
真ん中のロープ:セカンドロープ
一番下のロープ:サードロープ
となります。
勝敗の決まり方
プロレスの基本的な勝敗を決めるものは以下の通りです。
スリーカウント
対戦相手の両肩をマット(床)に着けた状態をレフェリー(審判)がワン、ツー、スリー!と数え終わるまで維持させ続けた選手が勝者となります。
レフェリーのカウントがスリー!という直前にマットから起き上がれるか起き上がれないかを見守っている時のドキドキ感がプロレスの醍醐味です。
ギブアップ
プロレスにはいろいろな攻撃があります。
打撃、投げ技、絞め技、関節技などがあります。
その中でも絞め技と間接技においての決着はギブアップする事で決まります。
身動きが取れない状態にされた選手が相手の体のどこかをタップ(叩く)か、レフェリーに意思を伝える事で決定されます。
自分の意思で負けを認める形になるので、負けた相手の心のダメージはすごいものだと思います。
絞め技や関節技を受けている時に逃れる方法があります。
それはあいている手や足でロープを触ることで身動きが取れなかった状態から解放されます。
技をかけられている選手が必死で手や足をのばしロープに届くか届かないかの瀬戸際の時は見ててドキドキしますよ。
場外
プロレスでの闘いはリング上だけではなく場外にまで及びます。
レフェリーがカウントを始めてから20カウント数えるまでにリング内へ戻れなかった場合は負けになります。
反則
レフェリーに反則行為が見つかると無効試合または負けになります。
次の項で説明します。
時間切れ
試合時間が決まっている場合は時間内に決着がつかなかった場合に勝敗は引き分けとなります。
ドクターストップ
試合中に何かの拍子で選手が大きなケガをしてしまい医師によって試合続行不可能と判断された場合、ドクターストップとして無効試合または負けとなります。
【新日本プロレス】プロレスの簡単な勝敗ルールと新日本プロレスの世界
2.プロレスの反則の種類
レスラーにはヒールと呼ばれる悪役がいます。
悪役はレフェリーの死角をつき目を盗んで、またはレフェリーにダメージを与え回復するまでの時間を利用して反則攻撃を行い、選手にダメージを負わせます。
反則行為は基本的にレフェリーが見ていないところでやるか、レフェリーが5カウント数える前に反則行為を止めないと負けになってしまいますが、逆の考え方をすれば4カウントまでならOKとも解釈できます。
あやふやなゆるいルールとも言えますが、それもプロレスを楽しむ要素となっています。
反則の種類には以下のようなものがあります。
凶器攻撃
相手への攻撃に道具を使用するのは反則です。
パイプいすなどの道具を使って打撃を与えダメージを負わせたり、隠し持っていたロープや着ているTシャツなどを利用して絞めたりします。
金的攻撃
股間を攻撃するのは反則です。
矢野選手や、外国人レスラーなどがよくやる攻撃です。
仲間の介入
試合をしている選手の仲間がリングに上がり、相手選手を痛めつける行為です。
まれに部外者がリングに上がってくることもあります。
【新日本プロレス】プロレスの簡単な勝敗ルールと新日本プロレスの世界
3.新日本プロレスのチャンピオンベルトの種類
チャンピオンベルトを賭けて行う試合をタイトルマッチといいます。
タイトルマッチは主に階級ごとに行われます。
階級
ベビー級
選手の体重が100キログラム以上の階級です。
ジュニアベビー級
選手の体重が100キログラム未満の階級です。
無差別級
体重制限はありません。
試合形式
チャンピオンベルトの種類は試合形式ごとに設けられています。
シングルマッチ
シングルマッチとは1対1の試合の事です。
シングルマッチで争われるベルトは以下のものです。
IWGP ベビー級王座ベルト
新日本プロレスのベルトの中で一番歴史が長く、これを持つチャンピオンは新日本プロレスの顔とも言える存在になる。
新日本の最高の価値を持つベルトです。
最多連続防衛記録を持っているのはオカダカズチカ選手です。
IWGP インターコンチネンタル王座ベルト
海外を意識して作られたベルトだと認識しています。
ベルトの価値は持っている選手によってイメージされます。
中邑選手や棚橋選手、内藤選手が所持していた時代の価値は高かったように感じます。
ネバー無差別級王座チャンピオンベルト
階級問わずどの選手も挑戦を目指せるベルトです。
チャンピオンの入れ替わりが多いイメージがあります。
ジュニアの選手がベビーの選手を倒す所を期待させるベルトとも言えます。
IWGP USヘビー級王座ベルト
新日本プロレスがアメリカ大会を行った時にできたベルトです。
初代チャンピオンはケニーオメガ選手で、海外のあらゆる選手との試合を期待させるベルトでしたが今は他のベルトとの明確な差別化を感じないものになっているような気がします。
IWGPジュニアベビー級王座ベルト
ジュニアヘビー級のチャンピオンベルトです。
このベルトも歴史が長いベルトと言えます。
タッグマッチ
レスラーが複数のグループになる事をタッグチームといいます。
タッグチームもチャンピオンベルトを賭けて争います。
・IWGP ベビータッグベルト
・IWGP ジュニアベビータッグベルト
タッグチームが2人ずつで争うベルトはこの2つです。
・ネバー 無差別級6人タッグベルト
タッグチームが3人ずつで争うのはこのベルトです。
タイトルマッチごとに試合スタイルが違う事もあります。
3ウェイ4ウェイといった、3つまたは4つの勢力が1つのリングでベルトを争う事もあります。
先に勝利したチームがチャンピオンの資格を得ることができます。
最後に
プロレスの基本的なルールと簡単な知識を説明しました。
ここで説明した内容はプロレスの楽しさをを語る上でのほんの一部分です。
プロレスの魅力は他にもたくさんあります。
この記事に書かれている基本的な事がわかるとプロレスの見方が違ってくると思いますので知っておいた方が早くプロレスの楽しさに気がつけると思います。
魅力的な選手も沢山いますし、華麗な技も沢山見れます。
新日本プロレスにはどの世代にも1人は感情移入できる選手が見つかると思うので応援したくなる選手を探してみてくださいね。