5G流通団地と物流トンネル構想について考える

5G流通団地と物流トンネル構想について

中国で5GやAIなどをを使って流通団地を創る考えがあるらしいです。

流通団地というのは簡単に言うと、一定の区画に物流企業を集めて物流の拠点となる地域をつくるような事です。

最近でも大企業などではバーコードなどを読み取り、自動で荷物を仕分けするシステムを導入している所もありますが、どこかで人の手が必要となる部分があります。

そこに最新のテクノロジーを投入して自動で検査を行ったり、仕分けができるようになっていくという事のようです。

作業の効率化と共に人件費も削減されスムーズな流通が期待できるようになるみたいです。

物流というと体を使う仕事でアナログ的なイメージを個人的に持っていて今後テクノロジーが進化していってもあまり関係の持たない業種のように思っていましたが、このような関わり方で物流業界も少しずつ変わっていくのを知り驚いています。

また5Gによって荷物の到着を待つ人が自分の端末を開くだけで届く予定の荷物の正確な現在地を瞬時にリアルタイムで確認できるようになるかもしれません。

誤配や紛失もなくなるかもしれないですね。

ですが5G技術が浸透するのにはまだ時間がかかると思われ、設備投資にもコストが相当かかる事が考えられる為、日本での実現は大企業でも当分先の事だろうと考えられ、中小企業においてはまだイメージしづらい面もあるように思います。

この技術が採用されると荷物の積み下ろし以外の作業はシステムのオペレーターなど以外は人の手が必要無くなるかもしれませんね。

ここまででも十分すごい事が動きだそうとしていますが、さらに夢のような構想が中国にはあるようです。





5G流通団地と物流トンネル構想について

物流トンネル構想

これは中国でまだ構想の段階らしいですが実現したらものすごい便利な世の中になっていくような気がします。

物流トンネル構想というの物流専用の地下道を敷いて中国各地の物流拠点に荷物の行き来をさせるというものらしいです。

荷物はカプセルのようなものに入れられ、自動で配送先に送られるという構想らしいです。

スイスでもネットショッピングによる物量の増加による対策として構想は動き出しているようです。

フランスでは地下にベルトコンベアを敷き、パレットに載せて送られる荷物の緊急度によってベルトコンベアの速度が分けられているそうです。

面白いですよね。

日本では海外から船を利用して届く荷物を港に集約し、そこから鉄道やトラックなどで配送先ごとに移動させるのが一般的ですが、中国は広大な国なのでこの構想が実現したら生活が便利になっていく事が想像でき、さらに国として発展していくような気がします。

最近日本では複数台のトラックを1人のドライバーが自動運転させ制御するシステムの実験をしているニュースを見かけましたが、これはさらに上をいくような考えですね。

地下で荷物の運搬を行うという事で渋滞などによって荷物の到着が遅れるという事もなくなり、移動中の車両などから出る排気ガスなどの大気汚染も減るので環境にもよさそうな気がします。

これは勝手な妄想ですが、このシステムによって流通経路がさらに細分化され、各家庭ごとに地下道が通じているみたいな事になったら相当便利ですよね。

これを実現するのには相当な労力と時間、さらにお金も必要となってきますし、5GやAIの技術が一般的に利用できるようになってからでないと無理なような気がします。

特に日本で普及させるとなると、都心などでは地下に電線や水道管などが張り巡らされていますから、そこをかいくぐって整備するというのは相当の手間がかかると思います。

極端なSF映画のような想像でしたが国民全員というのは無理でも現在屋根にソーラーパネルを取り付けている家庭があるように、トンネルの利用を望む家庭が設置にかかる工事費用などを負担すれば可能なんて事も、もしかしたら起こりうるかもしれません。

未来に対しての期待が膨らむ考え方に触れると妄想が止まらなくなってしまいますが、時代は想像できないほど速いスピードで流れているので、気がついたらあっという間に夢のような世界が目の前に存在していたりするかもしれませんね。