落ち込んでいる時の自分を励ます
日々の生活していく中で落ち込む事もありますよね。
自分の一言で相手を傷つけてしまったり、逆に相手からの一言で自分が傷ついたり、仕事で失敗したり、周りの人に迷惑をかけてしまった等、自分に非があると自分の事を極度に責めてしまって自分自身を追い込んでいませんか?
でも大丈夫!この記事を読めばあなたはきっと立ち直って前に進めます。
最初に心の中に生まれた不安は、はじめはほんの些細な事だったりしますが、その事ばかり考えるとさらに心配になってしまう要素が集まってきて気が付いたらものすごい大きな不安へと拡大してしまいます。
不安や落ち込む気持ちは他人からではなく、あなた自身の心が生み出してしまうものです。
落ち込んでしまっている自分とサヨナラし一歩前に進みましょう。
-目次-
1.なぜ人は落ち込むのか
2.落ち込んだ時にしてはいけない事
3.落ち込んだ時にした方がよい事
まとめ
1.なぜ人は落ち込むのか
人が落ち込む原因には様々な理由があります。
なぜ人は落ち込んでしまうのかを一緒に考えていきましょう。
・自分の存在に価値が無いと思い込んでいる
つらい経験や出来事などをくり返していくと、だんだん自分の存在価値が分からなくなってしまい自分はそういう人間なんだと思い込んでしまいます。
日々どんだけがんばっても収入が上がらない。
自分が出かけるときはいつも雨だ。
周りの人たちはできているのに、なんで自分だけ出来ないんだろう。
身の回りで起こっている出来事も自分のせいだと決めつけ、また、他人と自分を比較してしまい自分には何の取り柄も価値もない人間なんだと思い込んでいることが考えられます。
・今まで当たり前のように存在していた日常が無くなってしまった
今まで当たり前のように存在していたもの。
うまく生活できていた環境。
ずっと近くにいてくれた大切な人。
大事にしていたものが壊れてしまった。
など、習慣になっていた事や当たり前に思っていた事を失ってしまった事が考えられます。
・人の力になれなかった自分の無力さ
自分はこの人の力になれる能力をもっていると自負し、手助けしようとしても自分が持っているキャパシティー以上に問題が大きすぎて自分の力では何ともならず、結局何の力にもなれなかった。
相手の期待を裏切ってしまい、大口を叩いてしまった自分が嫌になってしまう、などが考えられます。
・自分の存在を認めてもらえない
自信を持って行った行動が他人にあまり評価されない。
仲間はずれにされて会話に入れてもらえない。
他の人には評価する事でも、自分にだけは見下したような態度をされ軽く扱われてしまう、などが考えられます。
2.落ち込んだ時にしてはいけない事
落ち込んだ時にしてはいけないことを見ていきましょう。
なぜしてはいけないかというと自分を追い込んでしまうと更に悪い方向へ心が向いてしまうからです。
・自分自身に幻滅する
もう自分はダメな人間なんだ。
そういう星の下に生まれてきたんだ。
自分が何か行動を起こそうとするといつもなにかしらの障害がおきてうまくいかない、なんて考えないようにしましょう。
自分を過小評価せずにうまくいっていた時の自分を思い出してほめてあげましょう。
・更に厳しい環境に自分を置く
自暴自棄になり暴飲暴食したり、周りの人やものにあたり散らす。
更に厳しい環境に自分を置く事でもうどうなってもいいと、やけになってしまう事もあると思いますが、体を壊したりケガをしてしまったり、またはさせてしまったり、周りの人にも同じ想いを味あわせたいなどの逆恨みや八つ当たりなどはいい結果には繋がらないので避けましょう。
・他人任せにしてしまう
やけになって冷静な判断ができず相手の無理な要求を飲んでいることに気づけなかったり、足元をみられて後で自分が更に落ち込む結果に繋がってしまう事も考えられるので、心が安定するまでは人の言葉に左右されるのはやめておきましょう。
・いつまでもしがみつく
大切にしていた事はいつまでも執着したくなってしまう気持ちもあると思いますが、過ぎてしまった時間はもう帰ってきません。
大切に残しておきたいものならばいいですが、見るとつらくなってしまう思い出の品などは捨ててしまうか目に入らないところへしまいこんでしまったほうがよいです。
今はつらくても時間が経てば気持ちも楽になるだろうと考え、今さえ乗り切ればつらさは少しずつなくなっていくと心の中で唱えながら辛抱しましょう。
きっと時間が解決してくれると思い込んで忘れようとする意識を持ちましょう。
3.落ち込んだ時にした方がよい事
・心を許せる人に話を聞いてもらう
自分の心の中につらい気持ちを溜め込まず、信頼のおける友人や家族に話を聞いてもらうだけでも楽になれると思います。
落ち込む原因となっている環境とは全く無縁の人になら話しやすいと思います。
良いアドバイスや励ましなどを与えてくれるかも知れませんよ。
・笑顔を意識的に作って表情筋を刺激する
人間の体というのは不思議なもので、笑えない時でも表情だけ笑顔を作ると脳が信号を出して心が明るくなるように働きかけるようです。
笑えなくても声に出して笑ったふりするだけでもいいようです。
自分は何してるんだろう?とくだらなくなり、ほんとに笑えてきますよ。
・思い切り泣く
極限まで落ち込んで思い切り泣いてスッキリするのもいいと思います。
つらい時に我慢するより、真正面から向き合った方が引きずらなくて済む事もあります。
泣き疲れたら気持ちも前向きに切り替えられるかもしれません。
・思う存分寝る
何も考えず寝るというのもいいと思います。
いつまでも考え込んでしまうと収拾がつかなくなることがあります。
特にネガティブな感情は考えれば考えるほど深みにはまりやすいので早めに寝てしまいましょう。
・心の中で人のせいにする
たとえ自分に非があった事であっても心の中で人のせいにしてしまいましょう。
何でも自分の責任として背負い込む必要はありません。
自分の心を落ち着けるための手段です。
直接相手に言うのは問題になると思うので、心の中に留めておきましょうね。
・なぜ落ち込んでいるのか紙に書き出す
紙に書き出す事で何で落ち込んでいるのかの原因を自分なりに分析することができ、頭の中が整理されるので気持ちに余裕ができます。
・自分を認めてあげる
とことん自分を甘やかすのも良いです。
考えてたって何も進まない、時間が解決してくれるから考えないでおこうと楽観的に思ってみたり、こんな事で落ち込むような自分じゃないと心を奮い立たせるのもいいと思います。
小さくてもいいので過去の成功体験や人から褒められた言葉、言われて嬉しかった言葉などを思い出して自分を認め、少しずつ自信を取り戻してみましょう。
・とにかく体を動かす
体を動かすとよけいな思考をしなくて済むことがあります。
今までした事がないことや行ってみたかったところへ行ってみたり、徹底的に部屋の片づけをしてみたりジョギングしたりすることで気分転換してみましょう。
まとめ
誰でも落ち込む事はあります。
あなた一人だけではなく人間誰しも何かに悩みながら生きています。
冷静になって周りを見渡してみてください。
あなたが自信を取り戻すことや一歩前に進むための選択肢がきっとあるはずです。
落ち込むという事はあなたが真剣に生きている証拠、それをエネルギーにして成長するためのチャンスだと思って気持ちを切り替え、もう一歩だけ前に進んでみませんか?
真面目な人ほど落ち込みやすいといいます。
落ち込んでるように見えない人も実は陰で落ち込んでいたりします。
落ち込んでいる人を見かけたら率先して励ましてあげることであなたの心が軽くなることもあります。
落ち込み度合いも人それぞれあります。
自分の気持ちに正直になりましょう。
どうしても立ち直れない時もあると思いますが、決して自分を追い込まず自分の事を大切にしてあげて下さい。
周りに合わせる必要なんて考えなくていいです。
自分なりの気分転換の方法や気持ちを紛らわせるものを見つけながら自分のペースでいいので少しずつ前に進んでいきましょうね。