【XJAPANのX時代】
ベーシストTAIJIの魅力
③ヴィジュアルのかっこよさ
TAIJIの姿
TAIJIの魅力の1つに見た目のカッコよさがあると思う。
Xが注目され出した頃、音楽性の素晴らしさは知らなくても派手な格好をしたバンドという事は知られていたように思う。
その衣装やヘアメイクなどをTAIJIが担当していたらしい。
TAIJIのセンスはベースプレイだけではなくファッションに及ぶ。
X初期の頃は顔を白塗りにしてヘアースタイルはツンツンヘアーといういわゆるヘビメタと称されるような印象だったが、メジャーデビュー後は女性的なメイクになり、ふんわりとしたエアリーなヘアースタイルになっていき男性が持つ色気のような魅力を感じるものに変わっていった。
また、額にバンダナを巻いたりサングラスをかけたり、X後半からはウエスタンをイメージするハットをかぶり、異彩を放つようになっていった。
Xのメジャーデビュー時代のTAIJIの印象は爆発寸前GIGの時のエアリーヘアーに黒のふわふわムートンを首から下げ、ピンクがかった赤のようなフカフカの衣装のイメージが強い。
そしてX時代の後半からTAIJIが脱退するまでの印象は東京ドーム3デイズ最終日のウエスタンハットをかぶり、首には赤いバンダナを巻きタンクトップというアメリカンな印象が強い。
他にもジュリーが着ていたような赤いジャケットや黒の革ジャンを着ていたりもする。
X時代のTAIJIをイメージすると出てくる姿は
爆発寸前GIGと東京ドームライブ時の2つの姿。
何回も観ているからかもしれないが。
特にハットをかぶるようになってからのTAIJIが一番カッコよく感じる。
X時代のTAIJIのファッションはどれもカッコイイが、ハットとサングラス、タンクトップがトレードマークとなっていた頃のウエスタン調の正統派ロックンローラーのような格好が一番似合っていると個人的に思う。
【XJAPANのX時代】
ベーシストTAIJIの魅力
③ヴィジュアルのかっこよさ
ステージングに華がある
TAIJIは手先が器用でメンバーの衣装を作っていたのは有名な話。
衣装のみならず料理を作ったり絵を描いたりアクセサリーを作ったりと一度何かにのめり込むととことん追求する性格だったらしい。
なのでベースを触っている時も同様に想像を絶するような練習をしてきたのだと思う。
TAIJIのステージングは華がある。
華があるのは衣装やメイクだけではない。
観ていてベースを弾いている事を忘れさせるくらい動き回ってパフォーマンスをしている。
その場でクルクル回って演奏したり、激しくヘドバンしたり、ネックをブンブン振り回したりしている。
ベースを持ってやってみると分かるが、そんな事を演奏中にできるのは自分のベースプレイを正確に見つめられている証拠だ。
普通、正確に演奏しようと思うとネックのポジションの位置を確認しながらじゃないと難しい。
だがTAIJIは前を向いた状態で涼しい顔をして動き回りながらベースを弾いている。
これは人目に触れない所で徹底的に練習にのめり込み、自分のプレイを確認する必要が無いくらいに体に染み込ませているからこそ出来る事だと思う。
TAIJIのステージングに華があるのは、その華やかさの影にベースプレイを磨く為に相当な時間を費やし、とことん追求した本人にしか分からない努力があったのだと思う。