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【機器接続】VHSビデオデッキからブルーレイへとダビングする方法
大切な思い出を未来へ残す
昔のVHSテープに残された貴重な映像を、現代のブルーレイに移して長く楽しみたいと思いませんか?時代の変化とともに、VHSビデオデッキは電器店から姿を消し、テープの劣化も進む中、思い出を残すためにダビングは有効な手段です。業者に依頼すると費用がかかるため、自分でダビングしたいという方に向けて、この記事ではVHSビデオデッキからブルーレイへのダビング方法を初心者にもわかりやすく解説します。
-目次-
1.接続に必要なもの
2.セッティング方法
3.ビデオデッキから
ブルーレイへのダビングの方法
⚠️注意点
最後に
【機器接続】VHSビデオデッキからブルーレイへとダビングする方法
1.接続に必要なもの
1. 必要な機器とケーブル以下のものを準備してください:
- VHSビデオデッキ:再生可能な状態であることを確認。
- ブルーレイレコーダー:録画機能付きのもの。
- テレビ:動作確認用。
- RCAケーブル(赤・白・黄のコンポジットケーブル):2本(ビデオデッキとブルーレイレコーダー接続用)。
- アンテナケーブル:2本(中継用、必要に応じて)。
- 分波器:地デジやBS放送を受信する場合に必要。
注意:機器とケーブルの互換性は、使用する機器のマニュアルや家電量販店で確認してください。特に、ケーブルの端子形状(凸/凹)が機器と一致するかチェックが必要です。
【機器接続】VHSビデオデッキからブルーレイへとダビングする方法
2.セッティング 機器の接続方法
既にテレビとブルーレイを接続されているならばセッティングは簡単です。
テレビとブルーレイレコーダーが既に接続済みの場合、以下の手順でビデオデッキを追加接続します。未接続の場合は、まずブルーレイレコーダーとテレビをHDMIケーブルやアンテナケーブルで接続してください。
テレビとブルーレイをまだ接続していない場合はこちらの記事を参考にして接続しておいて下さい。
接続手順
ビデオデッキの出力端子にRCAケーブルを接続:
- ビデオデッキ背面の「出力(OUT)」端子(赤・白:音声、黄:映像)にRCAケーブルの凸側を差し込みます。
- 端子の色を合わせて正しく接続してください。

ブルーレイレコーダーの入力端子に接続:
- ビデオデッキに接続したRCAケーブルの反対側を、ブルーレイレコーダー背面の「入力(IN)」端子(赤・白・黄)に差し込みます。
- 接続が完了したら、ケーブルが緩んでいないか確認。
例:ブルーレイレコーダー背面の入力端子(接続前)

テレビとブルーレイレコーダーの接続確認:
- テレビとブルーレイレコーダーが正しく接続されていることを確認し、電源を入れます。
3.ビデオデッキからブルーレイへのダビングの方法
以下の手順でVHSテープの映像をブルーレイディスクにダビングします。
準備
- テレビ、ブルーレイレコーダー、ビデオデッキの電源を入れます。
- ビデオデッキにダビングしたいVHSテープを挿入。
- ブルーレイレコーダーに記録用のブルーレイディスクをセット。
手順
ビデオデッキが接続されている入力(例:入力1)を選択。
テレビの入力切換:
テレビのリモコンまたは本体で入力切換を行い、ブルーレイレコーダーが接続されている入力チャンネル(例:HDMI1、入力1など)に設定。
ブルーレイレコーダーの映像がテレビに映ることを確認。
ブルーレイレコーダーの設定:
ブルーレイレコーダーのリモコンで「ホーム」ボタンを押し、設定画面を開く。

設定画面から「外部入力」(または「入力切換」など、メーカーにより異なる)を選択。
設定画面の中に外部入力という項目があると思います。

外部入力の入力(映像)※を選択します。※メーカーによって表記の違いがあるかもしれません
ビデオデッキの再生確認:
- ビデオデッキのリモコンで「再生」ボタンを押し、映像がテレビに映るか確認。
- ダビングしたいシーンまでテープを早送りまたは巻き戻しで調整し、一時停止。
その状態でビデオデッキのリモコンの再生ボタンを押すとビデオの映像がテレビに映っていると思います。
あとはダビングしたい映像のスタート位置にビデオテープを巻き返したり早送りして合わせたらビデオのリモコンの一時停止を押しておきます。
ダビング開始:
ブルーレイレコーダーの録画ボタンを押すと同時にビデオを再生させればそこからブルーレイレコーダーへのダビングが開始されます。
- ブルーレイレコーダーのリモコンで「録画」ボタンを押す。
- 同時にビデオデッキの「再生」ボタンを押し、ダビングを開始。
- ダビングを終了したいタイミングで、ブルーレイレコーダーの「停止」ボタンを押し、ビデオデッキも停止。
以下の点に留意して作業を進めてください:
リアルタイムダビング:
VHSからブルーレイへのダビングはリアルタイムで行われます。倍速ダビングや予約録画はできません。ダビング中はテレビの近くで映像を監視する必要があります。
予約録画との競合:
ブルーレイレコーダーに番組の予約録画が設定されている場合、ダビング中に予約時刻が重なるとダビングが中断され、予約録画が優先されます。ダビングは予約がない時間帯に行うことをおすすめします。
機器の互換性と動作保証:
この方法は一般的な接続手順に基づいていますが、すべての機器での動作を保証するものではありません。使用する機器のマニュアルを確認し、必要に応じてメーカーに問い合わせしてください。
画質について:
VHSテープの映像は現代のブルーレイやHDMI接続に比べ画質が劣ります。ダビングしても画質はVHSのままなので、期待値を調整してください。
HDMI接続について:
この記事ではRCAケーブルを使用した方法を解説しています。HDMI接続でのダビングは動作未確認のため、説明を省略します。HDMI対応機器をお持ちの場合、別途メーカーのサポートや専門家に相談してください。
まとめ
VHSテープの映像をブルーレイにダビングすることで、大切な思い出を劣化から守り、現代の機器で楽しむことができます。この記事では、RCAケーブルを使った基本的な接続とダビング手順を解説しました。特別な機材や専門知識がなくても、準備と手順を丁寧に進めれば自分でのダビングが可能です。ぜひ挑戦して、懐かしい映像を未来へ残してください!補足:機器の接続や設定で不明点がある場合、家電量販店のスタッフやメーカーのサポートに相談すると安心です。また、ダビング前にVHSテープの状態(カビや劣化がないか)を確認し、必要ならクリーニングを行ってください。