【新日本プロレス】G1クライマックス等の公式戦のスケジュールから出場選手数を予想して楽しむ方法

G1クライマックスやベストオブザスーパージュニアなどの日程から出場選手数を予想して楽しむ

新日本プロレスのシリーズの中にはリーグ戦で行われるものがあります。

出場選手の発表より日程が先に発表される事が多いので、優勝者予想は出場選手が決まってからでないとできません。

それならば日程から出場選手数を予想してみるのも1つの楽しみ方です。

選手数の予想が当たった所で何があるというわけではありませんが、後に出場選手が発表された時に当たっていると小さく嬉しさを味わえます。

今回は日程から選手数を予想するをテーマに取り上げていきます。


【新日本プロレス】
G1クライマックス等の公式戦のスケジュールから出場選手数を予想

日程から出場選手数を予想する

説明するにあたりリーグ戦のシリーズの日数が19日だった場合で考えていきます。

前提条件として

・シリーズ中の1大会の公式戦の試合数が同じである事

・A、Bの2ブロック制

で考えていきます。


日程が19日ありますが、どんなシリーズでも最終日は決勝となるため19日から1日マイナスします。

19-1=18

決勝以外の日数が18日。

18日を2ブロックで消化するため1ブロック当たりの日数は

18÷2=9

決勝までにAブロック9日、Bブロック9日となります。

1ブロック当たりの日数が9日という事は、1選手あたり9人と対戦できる計算になるので、

1ブロック当たりの選手数は10人という事になります。

総当たり戦なので1人当たり9人と闘うわけです。

1人の選手が
自分以外の選手と9日間闘う。
◯は選手を表しています。

これが2ブロックあるので

10×2=20

よって出場選手数は20人と予想できます。

シリーズにおいて1大会内の公式戦の試合数が一定であると仮定すると、

出場選手数=シリーズの日数+1

と単純計算で予想する事ができます。


【新日本プロレス】
G1クライマックス等の公式戦のスケジュールから出場選手数を予想

ブロックの総当り戦を
1日で消化するには何試合必要か

1大会においてブロックの選手全員が公式戦を1日1試合消化するには

ブロックの選手数を10人とすると、

10人が2人1組になって闘う必要があるので

10÷2=5

5試合という事になります。

そもそも、何故ブロックの総当り戦を1日で消化する必要があるか。

仮に、1日当たりの公式戦が4試合だった場合、各ブロックには10人の選手がいる為、その日はブロック内の8人しか試合できなくなってしまうので2人残ってしまいます。

◯はAブロックの選手、
●はBブロックの選手を表しています。

その2人は次の大会で対戦する事となり、

【Aブロック1試合、Bブロック3試合】となり、

さらに次の大会は、

【Bブロック2試合、Aブロック2試合】というように、

どんどん日程がずれ込む事でシリーズの日数がもっと必要になります。

選手にとっては次のシングルマッチまでの期間が空く形になる為、休息期間ができるというメリットはありますがファンにとっては勝敗の進捗状況が把握しにくくなるので現実的ではありませんね。

逆に、1日当たりの公式戦が6試合だった場合は進行が早まる事から日数が余る事になり、全ての日程を埋める為には公式戦の数を調整しなければなりません。

なので、やはり各ブロックの公式戦は1日で消化した方が効率が良く、進捗状況が把握しやすい事が分かりますね。


【新日本プロレス】
G1クライマックス等の公式戦のスケジュールから出場選手数を予想

ベストオブザスーパージュニアは日程から選手数を予想するのが難しい

2017年、2018年とBEST OF THE SUPER Jr. の日程は14日間でした。

この記事の最初の章で

出場選手数=シリーズの日数+1 で予想できると言いましたが、

この計算だと出場選手数が15人という事になります。

2ブロック制で15人という奇数が出てくるのは変ですよね。

2017年、2018年での実際の出場選手数は16人でした。

ここでまた疑問が出てきます。

シリーズ中、各ブロックの公式戦が1大会ごとで交互に行われるとすると

16人が公式戦を消化するには15日必要になります。

これは最初の章で言った考え方です。

ですが、2年とも14日間で行われています。

1日足りませんね。

なぜなら14日間の内の1日は優勝決定戦となるので、本来、決勝を除くと出場選手が16人の場合には14日間必要となるリーグ戦の日数が13日間となってしまうからです。

では、その足りない1日はどうなっているかというと、

公式リーグ最終戦までは、シリーズの中で1日に公式戦が各ブロック交互に4試合ずつ行われていましたが、

優勝決定戦の前日だけは公式リーグ最終戦として、1日の中にAブロックBブロック共に公式戦を8試合組むことで足りない1日が消化されていました。

2019年は予想外な事になっていました。

日程は15日だったので出場選手数は16人だろうと考えていたのですが、

出場選手発表前にアップされたBEST OF THE SUPER Jr. のポスターには19人の選手が写っていたからです。

そしてXという1選手が参戦する噂があったので計20人です。

20人の選手全員が試合を消化するために19日必要なのはこの記事の最初の章の通りです。

つまり、19-15=4

4日足りませんね。

その4日は後楽園3連戦と千葉の1日、計4日の大会で行われる10試合全てを公式戦(Aブロック5試合+Bブロック5試合)にする事で消化されていました。

スーパージュニアは日程から選手数を予想するのは難しいですね。