【新日本プロレス】これどうなってるの?特殊な試合形式とルール

【新日本プロレス】
特殊な試合形式とルール

新日本プロレスの特殊な試合形式

新日本プロレスにはいろいろな試合形式があります。

試合形式ごとに独特のルールが存在するのでファン初心者の方には見方が分からず戸惑う事もあるかもしれませんが、それぞれ普段の試合とは一味違う楽しみ方ができます。

レフェリーの判断に委ねられている部分もあるので、暗黙の了解的にルールから外れていても見逃される事もあり納得いかない場面もありますが、そこを楽しむのもプロレスだと思います。

今回は新日本プロレスにおけるいろいろな試合形式について取り上げていきます。

 
タッグマッチ


ランバージャックデスマッチ


ガントレットマッチ


ニュージャパンランボー


ラダ―マッチ(はしご戦)


髪切りマッチ


チェーンデスマッチ


【新日本プロレス】
特殊な試合形式とルール

タッグマッチ

タッグマッチは2人以上の選手が1つの組になり対戦する試合形式です。

選手は2人以上いますが、リング上では基本的に1対1で闘います。

ダメージを受け交代したくなったら現在闘っている試合権利を持つ選手がロープの外側にいるセコンドの味方選手とタッチするか、もしくはセコンドの選手が試合権利を持つ選手の体にタッチした事がレフェリーに確認されていれば交代できます。

味方選手がフォールされて負けてしまいそうな時は、セコンドの選手がカットという行為により負けを阻止する事があります。

基本的に1対1となっていますが2人が協力して連携技を行う事もあり、ルールがあやふやになっている部分がありますが、レフェリーが反則を取らなければOKのようです。

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特殊な試合形式とルール

ランバージャックデスマッチ

リングの周りを囲んだユニットメンバー(セコンド)が、試合を行っている相手選手が場外に落ちた場合、その選手をリング内に戻し試合を続けさせる形式です。

バレットクラブが関わる抗争で行われました。

セコンドとして参加している選手がレフェリーの目を盗み、試合権利を持つ選手を痛めつける事もあります。


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特殊な試合形式とルール

ガントレットマッチ

数組のタッグチームが参加し、

1組vs1組から試合が始まります。

勝ち残った1組は次のタッグチームと対戦します。

最後まで勝ち残ったタッグチームが勝利となる試合形式です。

最初に試合する選手はスタミナを温存しながら闘う必要があり、後に出てくるチームは有利になります。

1.4東京ドームやMSGで行われた試合形式です。

【新日本プロレス】
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ニュージャパンランボー

ランブル戦と言われるバトルロイヤル形式で行われます。

数十人にも及ぶ選手が1分おきに1人ずつリングに上がり戦いを繰り広げます。

時間が経つごとに選手が増えていくのでリング上が沢山の選手で所せましと入り乱れていきます。

リング上の選手が次々と場外に落とされていき、最後までリング上に残っていた選手が勝利となります。

1.4東京ドームやMSGで行われた試合形式です。

全く知らない選手や普段では観られないようなレジェンドレスラーが観られる事もあり、次は誰だろう? 次は誰だろう?と期待が膨らむ形式でもあります。


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ラダ―マッチ(はしご戦)

リング中央上の高い位置に設置されたフックに掛けられたチャンピオンベルトをラダ―(はしご)を利用して先に手に入れた選手が勝利という試合形式です。

試合開始前、ラダ―はリング外に置かれているため選手がリング内に持ち込む必要があります。

本来の試合形式とは違うため、ギブアップやフォールアウトでの決着はありません。

ラダ―は凶器として使用しても反則にならないので、ラダ―のいろいろな使用方法での戦いが楽しめます。

ラダ―をコーナーに立てかけて対戦相手を叩きつけたり、ラダ―に登った選手を高い位置から落としたり、ボディスラムなどで叩きつける床に置かれていたりと、受け身関係ない状況なのでダメージを受けやすくケガの心配もあり、相当な痛みもあると思うので危険でスリリングな試合形式と言えます。

最近の新日本プロレスは安全性を重要視しているのであまり行われることはありません。

初めて行われた試合は、2016年6月19日の大阪城ホールで行われた

IWGPインターコンチネンタル選手権試合

ケニー オメガ VS マイケル エルガン になります。

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特殊な試合形式とルール

髪切りマッチ

お互いの髪の毛を賭けて闘う試合形式です。

試合に負けた選手は頭を丸坊主にしなければならないため、相当の屈辱を味わう事になります。

記憶に新しいのは鈴木みのる選手vs後藤洋央紀選手の試合です。

試合中に介入するのがおなじみになっている鈴木軍ですが、この試合では場外にセコンドなし、場外カウントなし、決着はリング上のみという完全決着ルールで行われました。

試合は後藤選手が勝利しましたが鈴木選手は自分自身でバリカンを持ち頭を丸坊主にしました。

その姿はとても潔く鈴木選手の偉大さを感じる試合でもありました。

 


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チェーンデスマッチ

シングルマッチにおいてお互いの選手の手首に鎖をくくりつけて闘う試合形式です。

チェーンの長さの分しか行動範囲が無く、チェーンを引っ張る事で離れた相手を近づける事が出来ます。

拳にチェーンを巻きつけて攻撃する事も出来る為、ケガの危険性もあります。

飯塚選手と真壁選手が闘った試合が印象に残っています。

余談ですが、チェーンを首に巻くのがコンセプトになっている真壁選手が実は金属アレルギーだったというエピソードは有名になっている話です。

試合形式によって持ち味を発揮する選手もいるのでいろいろな試合形式にも注目してプロレスを楽しみましょうね。