出産にはパパも立ち会いするべきか(感想)【立ち会いたくない旦那さんへ】

【嫌だから立ち会いたくない夫へ】出産にはパパも立ち会うべきか(感想)

【嫌だから立ち会いたくない夫へ】出産にはパパも立ち会うべきか

出産の立ち会いに迷ってるパパもいると思います。

どうしても仕事の都合などで立ち会えない事もあると思いますが、可能ならば自分は立ち会ったほうがいいと思っています。

ママさんは出産まで心の中に不安を抱えています。

その不安を軽くしてあげるのはパパの努めだと思います。

この記事では出産に立ち会ってみて良かったと思った事を紹介していきます。





【嫌だから立ち会いたくない夫へ】出産にはパパも立ち会うべきか
パパが近くにいてくれたから出産の不安が和らいだ

初めての出産を迎えるママさんにとって男性には想像できないほどの不安を抱えていると思います。

ここからは自分が実際に立ち会った時の経験談を話していきます。

近々出産を控えていたママから「陣痛が始まった。今から産婦人科へ向かう」と連絡をうけたのは仕事中でした。

出先へ向かっている途中だったので引き返すわけにもいかず仕事を急いで終わらせ会社からそのまま産婦人科へ向かいました。

電話した時は明るい声だったのでそこまで心配することなく産婦人科へ向かっていました。

しかし産婦人科に到着し陣痛室に入ると先ほどの電話の様子からは想像していなかった光景があり、腰が痛い、腰が痛い、と苦しそうにしているママの姿がありました。

まだすぐに分娩出来る状況ではないらしく担当の助産婦さんから、「出産できる状態になるまで腰をマッサージしてあげてくださいね。痛みが和らぐから。」と教わったように腰をマッサージし、出産の恐怖と戦いながら痛がるママを見守りながら分娩室に移動出来るまで待機している間にいろいろ思う事がありました。

お互い子供が好きだから結婚したら子供が欲しい。

子供が欲しかったら出産は必ず通らなければならない道。

子供がいるママさんはみんな経験してきた事。

苦しいかもしれないけどママにも頑張ってもらいたい。

頭のどこかでは理解していましたが、いざ自分がその場に立つ事になり、普段とは違う女性にしかわからない苦しみと戦っているママの姿を目の当たりにした時、子供の前にママの体の無事を祈っている自分がいました。

そして分娩室へ向かう時がきました。

立ち会えるのは産婦人科の規則により自分1人。

助産婦さんから立ち会いにおける説明を受けた後、手を消毒し、用意された白衣を着て分娩室へ入りました。

分娩室の中にはママ、助産婦さん、自分の三人だけ。

ママの出産の準備の為に1人でいろいろとしてくれている助産婦さん。

新しい命を誕生させる為に痛みや不安と今まさに戦っているママ。

そしてただその光景を見守っている事しかできない自分。

こんな時、男は何も出来ずただただ見守る事しかできないのかと自分の無力さを感じるとともに女性の偉大さを感じていました。

とはいえ自分にも何か出来る事があるはずだと考えました。

分娩室の雰囲気はシーンとして緊張感が張りつめていてすごく怖く感じました。

立ち会っている自分でさえそう感じてしまうのだから、今戦っているママはもっと恐怖を感じている。

そう思った時、自分は冷静さを取り戻しました。

「自分が怖がって焦ってどうする」

自分にできる事は日常では味わう事のない今ママが感じている恐怖を少しでも和らげて緊張感を取り除いてあげることだ。と気づき、なるべく普段と変わらない落ち着いた口調で声をかける事にしました。

あまりの痛さで弱音が口から出てきていても、「大丈夫、大丈夫」と勇気づけ、

「子供の頭が見えてきましたよ。あと少しだから頑張って下さい」と助産婦さんから言われ、焦りのあまりママの呼吸が乱れてきた時は、「落ち着いて、ほら、ヒッヒッフー、ヒッヒッフー。」と普段と変わらないトーンで声をかけ続けました。

その度にママの表情は痛がりながらも冷静さを取り戻し、呼吸を整え落ち着いていくように感じました。

そして、無事に子供が取り出される瞬間がきました。

生まれる瞬間の我が子の顔を見たのは自分だけです。

命の誕生の尊さを肌身で体感すると共に、ママに対する感謝と、痛みとの戦いから解放され安堵の表情を見せる姿に今まで抑えていた感情があふれ出し二人で泣きました。

無事出産を終え、出産後の一通りの検査を受け落ち着いた時に

「パパが立ち会ってくれてよかった。1人だったら無理だったと思う。パパが近くにいてくれたから出産の不安が和らいだ。」

とママから感謝された時、出産に立ち会って良かったと思いました。




【嫌だから立ち会いたくない夫へ】出産にはパパも立ち会うべきか
助産婦さんからも感謝された

出産を迎えた時間は夜中だったため院長以外、担当した助産婦さんは1人しかいませんでした。

分娩室で待機していた時には数人いた助産婦さんも夜になると減っていました。

なので担当してくれた助産婦さんもママの出産に関する全ての事を1人でやらなければならず、もし何かあったら自分の責任になってしまうので、ものすごいプレッシャーを感じていたのだと思います。

出産後に助産婦さんから、

「分娩中に落ち着いた口調でママを勇気づけるあなたの姿を見て、私自身も冷静に落ち着いて出産のお手伝いを行う事が出来ました。実は1人で出産の担当をしたのは今回が初めてで正直不安を感じていたんです。ありがとうございました。」

と感謝されました。

助産婦さんも出産の専門家とはいえ1人の人間。

いろいろとママの体の事を考え、不安を抱えながらも必死に担当してくれていました。

助産婦さんの思いを知れたことも出産に立ち会ってよかったと思えることの1つです。


【嫌だから立ち会いたくない夫へ】出産にはパパも立ち会うべきか
子供の成長を実感出来る

子供の成長を感じる度に、立ち会っていなければ見る事ができなかった生まれた瞬間の子供の顔を思い出します。

保育園の入園、卒園や小学校への入学などの節目の時に、あんなに小さかった子がもうこういう時期を迎えられるようになったのかと思うと心に来るものがあります。

それと同時に自分の親に対しての感謝の気持ちも生まれてきます。

親になってみないとわからない事が沢山あります。

子供に対して何か感じるものがあった時に、自分の両親もこんな気持ちでいたのかな?

とか、

あの時は何も教えてくれなかったけど、親には子供に心配させたくないから言えない部分もあったんだろうな。

と気づくこともあります。

子供の成長と共に親としても成長させてもらっている気がします。


子供が生まれた瞬間の事を明確に思い出せるのも、自分が生まれてから両親が感じていた気持ちがわかる事も、出産に立ち会ったからだと思っています。

最後に

自分が出産に立ち会ってみて感じた事を話してきましたが、仲間と集まって話をしていた時に人によっては旦那さんに立ち会ってほしくないという人もいました。

奥さんが望まないのなら無理に立ち会う必要はないとは思いますが、もし奥さんが立ち会いを望んでいる、もしくは本当は立ち会ってほしいけど忙しい自分に気をつかって立ち会わなくていいと言ってくれていると感じた時は、可能ならばなるべく立ち会ってあげてほしいなあと個人的には思ってしまいます。

立ち会ったからこそ時が経ってから感じられるものもあると思いますよ。

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