結婚式の友人代表スピーチ簡単テンプレート
友人から結婚式のスピーチを頼まれた時に「親友の頼みなら断れないな」と引き受けたはいいけど何から話せばいいんだろう?と考え込んでしまいますよね。
この記事ではスピーチの基本ベース原稿が簡単に書けるテンプレートを紹介します。
今までに参加した結婚式の中でいろいろな人のスピーチを聞いてきましたが、構成にパターンがある事がわかりました。その経験をもとに説明していきます。
ぜひ手元に紙とペンを置いて下書き原稿作りの参考にしてみて下さい。
友人代表挨拶は大きく考えると4つの項目に分けられます。
1.最初の挨拶
↓
2.自己紹介
↓
3.結婚する友人とあなたの関係性
↓
4.エピソードから締めへ
1つずつ見ていきます。
友人代表スピーチ
1.最初の挨拶
まず新郎新婦にお祝いの言葉です。
最初は新郎新婦とも名前に「くん」or「さん」をつけます。
「○○くん○○さん、ご結婚おめでとうございます!」
次に、ご両家の皆様にもお祝いの気持ちを伝えます。
「そして新郎新婦ご両家の皆様、本日は誠におめでとうございます!」
友人代表スピーチ
2.自己紹介
「只今、ご紹介に預りました、◯◯と申します。」
「【◯◯さん(あなたの友人)】の事は普段、【□□(普段の呼び名)】と呼んでいるので、ここからはいつものように□□と呼ばせていただきます。」
↑※特に呼び名がなければ省略可
「□□とは△△時代(いつ頃?)からの付き合いになります。
(少し緊張しておりますが)友人代表として、お祝いの言葉を述べさせていただきます。」
とします。
友人代表スピーチ
3.結婚する友人とあなたの関係性
あなたの友人の晴れ姿をものすごく誉めます。
そして結婚相手の晴れ姿をさらにものすごく誉めます。
そして、あなたの友人との出会いや第一印象などを思いつく限り書き出して下さい。
その中でマイナスイメージを与えそうなものは除外します。
「□□は一見すると【式に出席している方達がもつであろう友人に対するイメージ】のように見えるかもしれませんが、私の前ではこんな一面があります。」
「□□はこんな華やかな経歴があります。」
など、あなたの友人はこういった人間ですという事を説明します。
友人代表スピーチ
4.エピソードから締めへ
この項目が友人代表挨拶のメインになる部分と言えます。
友人に対し、「□□は覚えているかな?」と
楽しかった時などのエピソードや印象に強く残っている思い出話、
事前に友人から聞いていた結婚する相手とのノロケ話などを書き出します。
そのエピソードが結婚式を迎えた二人がいかにお似合いなカップルかという結論に辿り着くようにします。
次に、結婚相手に対して友人の良いところを伝え「幸せにしてあげてください」とお願いします。
友人には「素敵な結婚相手が見つかって良かったね。」と一言添えます。
そして最後に
「末永く幸せな家庭を築いて下さい。本日はまことにご結婚おめでとうございます!」
と締めます。
最後に
基本ベースは以上です。
出来上がった下書き原稿を参考にしながら、あなたの言葉で肉付けして実際に読めるものに完成させてみて下さい。
出来ればスピーチ直前に頭が真っ白になっても勝手に言葉が出てくるくらい何回も繰返し読んで丸暗記しておくといいと思いますが、時間が無いなどで出来なければ「原稿を読ませていただきます」と前置きして読んでもいいと思います。
あまり話す事が長くなってしまうと結婚式の進行に影響してしまうので、だいたい3分から5分くらいにおさまるようにしておけばよいのではないでしょうか。
当日は大勢の人の前なので緊張すると思いますが、
かえって緊張している方が頑張ってお祝いしてあげたいという気持ちが式に出席している方達にも伝わると思いますし、
あなたの友人も自分の為に頑張ってスピーチしてくれている普段とは違うあなたの姿に感謝と感動を覚えると思います。
なのでスラスラ読むより緊張で言葉が詰まるくらいの方が気持ちが伝わると思います。
素敵な結婚式にしてあげて下さいね。